母が老人ホームの出張美容師さんに切ってもっていた時、予約時には必ず「切り過ぎないで」と伝えていました。

あまり毛量は無い方だったので、ショートにした方がぱっくり割れしなくて良いと思ったのですが、ショートはイヤと、ずっと肩に着くボブでした。


最近、ようやくその気持ちがわかるように。

歳取ってくると、男性も女性も中性化するんです。

女性はオジサン化するし、男性はオバサン化する。

髪くらいは女性らしくしておかないと…という切実な気持ちだったのでしょう。


オジサン化するショートは、別の言い方だと「老人ホームのカット」。

介護者のラクを優先にやたら短く切ってしまうので、男性も女性も、それこそ中性化してしまいます。


今、ロングにするつもりで伸ばし中ですが、この先挫折して切ることがあっても、前みたいなベリーショートはやめようと思います。

要はもみあげと襟足の切り方らしい。

その両方、またはどちらかが刈上げだと、中性化したショートに。

顔が若い間は良いですが、他がオバサンになってからそこを切ると、性別不詳のヘアスタイルに全身の雰囲気を持っていかれます。



とりあえず、今日のカットはロング途上。

刈上げだったもみあげ部分が伸びてきて、耳にかかるように。

あと半年くらいでハーフアップできそうです。

全体を一緒に伸ばしても良いけど、冬場は巻き物を欠かせないので、後ろは短い方が邪魔にならない。

今のところ、襟足は切ってもらっています。


全体におとなしめなボブスタイルですが、伸ばす途中にしてはさほどだらしなくもない。

次の秋口にポニーテールが目標です。