昨日の夜も入眠障害で、長々You Tubeを見て今日に。

(それがいけないのかもしれませんが)



コマツガーデンさんの最新動画が「白洲農場紹介」。

田圃の中にある広大なバラ圃場で、健やかに育ちそうな環境でした。

中で気になったのが、レディ・エマ・ハミルトンの生産が来年で終了と。

2005年作出のバラなので、パテント期間18年の時期の登録なら来年で失効します。

それで? カタログ落ちするのかな?


コマツガーデンさんは国内唯一のイングリッシュローズ生産者。

日本のノイバラについだ苗なので輸入苗より丈夫な気がして、今後イングリッシュローズを買い替えるならここのをと思っていましたが、正規店で栽培しているのでイングリッシュローズ社の指示に従うしかありません。


今朝のレディ・エマ・ハミルトン。

赤い新枝が健やかで、もう蕾が上がってきてる。





レディ・エマ・ハミルトンはイングリッシュローズの中では丈夫な方。

鉢栽培していれば、何年もずっとコンパクトです。

周年よく咲く素晴らしいバラなのに、正規店で買えなくなったらとても残念。


国内のバラ店でカタログ落ちイングリッシュローズの販売ができなくなるという通知を「バラの家」さんからもらったのは去年。

輸入苗の正規取扱店全てへの要望だったそうです。

今後も新品種取扱いを続けたいなら、従うしかなかったんでしょう。

春に「エブリン」が出たら買おうと思っていたので、慌てて告知された最後の販売日の開始直後にアクセスしましたが瞬殺売切れ。

探して探して、輸入苗取扱い店ではない、パテント切れ品種専門の小さいショップで買いました。

特段悪い苗ではなかったけど、代金引き落としから3ヶ月ほども待たされて。

やはり買い慣れたショップ購入が安心です。


「要望」が出たときの表向きの理由は、最新品種では改善された欠点のある品種を、イングリッシュローズの名前で売り続けたくないとありましたが、レディ・エマ・ハミルトンに関して欠点はわからない。

結局、パテントの切れたバラの販売をやめて、新品種を売りたいというようにしか思えません。


いつかまた植えたいと思う、かつての庭の住人がまだ数品種。

「いつか」では入手できなくなっているかもしれないので、欲しい品種の作出年度とパテント期限くらいは把握しておかないと。

あと、こんなに丈夫なレディ・エマ・ハミルトンですが、ノイバラ台木の苗を買えなくなるなら、保険に挿し木しておくことも必要かもしれません。