総合病院の整形外科の医師は本来2人のようですが、今日は更に応援らしき先生が1人。
3人体制でも、予約の無い患者までは回らず。
10時半頃、中年男性が「2時間も待ってるんだぞいつまで待たせるんだ」と受付に苦情を言っていましたが、「混んでるんです」で終わりでした。
11時過ぎにようやく応援部隊らしい先生の部屋に呼ばれました。
やはり整形外科の専門医は触診や問診が丁寧。
MRIが導入されるまでは、こうやって診断していたはずです。
救急搬送のときに撮ったレントゲンはピント外れだったようで、レントゲンとCTで撮り直し。
結果、肩甲骨に小さなヒビが見つかりました。
ズレも無く、自然に付くまで何もできることはありませんが、ただの打撲よりは痛かったでしょう。
痛み止めは高齢ということで、やはりアセトアミノフェン。
倍量にしてくれましたが、整形外科の痛みにどれだけ効くのか。
病院に到着してから会計まで5時間半。
送迎のために来た夫はたぶんプラス1時間半くらい早いスタートで、疲れて機嫌が悪くなり、母の家の前で私達を降ろすと口もきかずに帰ってしまいました。
来てもらって助かりましたが、大人気ない。
高齢者の通院付添いなんていつもこんなものです。
帰ってすぐ老人ホームの施設長さんに電話。
事情を話したら、予定通りの入居で良いそうです。
お風呂はOKで三角巾で腕を吊っただけの通常生活なので、24時間見守りのあるホームの方が格段に安心です。
むしろ、つい1か月前の見学の際には「まだ元気なので」と母の自信に騙されていた私に「もうそういう時期なんですよ」と諭すようでした。
本人がどれだけできると思っていても、認知機能だけじゃなく身体も確実に衰える。
入居を目前にした今でさえ、ひとりではにっちもさっちもいかなくて、終始狼狽えています。
待ち時間に来週のステップの予約をしましたが、来週また、経過観察のレントゲンと診察です。
キャンセルしなきゃ。
骨折が完治するまではずっと行けないかも。
入居が済んだら…は甘い夢だった。