来年のことを話すと鬼が笑うと言いますが、春の花が咲く前にバラプランは既に来年のことばかり。



芽が順調に育っているのを見ては冬剪定の反省しきり。

切り方が足りなかったと思います。


去年の冬剪定の時までは、コガネムシ被害で生育イマイチのバラや、まだ若い苗で「長めに切って」とあった品種が多く、全体に高いところで切って正しかったと思います。

でも、今年はもっと切って良かった。


タイプ4で一時は枯れるかと思ったアンティークレース


コガネムシがヤマほど入って2年ほど元気のなかったセンチメンタル


この春はとにかく芽吹きが良すぎて、クラウン近くからも芽吹いているバラもたくさん。

今年切った高さの半分まで切って良かった。

庭改造した3年前にたくさん買ったバラも、そろそろ「大人の木」になってきたかな。


グレーテル


急に樹勢の出てきたカリプソ

こちらもコガネムシでダメになるかと思ったノスタルジー


剪定は難しい。

同じ品種でも生育環境によって違うので、うちの庭での切り方を見つけないと。

木立ちのほとんどは30cmで切って良かったと思います。


あと、次の冬にはいくつか鉢上げしたいと思っています。

実家に振り回されていた数年間に、繊細品種は薬剤散布できなくて枯らし、樹勢の強い品種は水切れで枯らし。

また入院等で忙しくなることがあれば、薬剤の定期散布はどうやりくりしても無理なので、今も新規のお迎えは強健種中心のバラ選びをしています。

一方で強健種ほど水を欲しがるので、真夏に1日2回の水遣りができなくても大丈夫な地植えで乗り切ろうと思い、地植え中心の植栽にしています。

今の庭はバラのための花壇になり、バラの手入れの邪魔にならないよう、宿根草は全て鉢。


でも、バラを鉢管理する良さも実感しています。

冬の土替えは面倒ですが、毎年根を見ることは翌年の手入れの参考になります。

肥料もその株のためだけに使われる。

テッポウムシやコガネムシ被害は、避けられないまでも早くわかり、枯死させる前に対処できることも。

地植えは簡単に移動できませんが、鉢なら合う場所に移動してやれる。

メリット色々です。


強健種は樹勢が強く、鉢植えにしておくと夏場は朝晩の水遣りが必須ですが、真夏は日照りを避けられる場所に移しても。

バラの水遣りは朝…は百も承知ですが、忙しくて朝遣れなければ夜間になっても仕方ないと思います。

うちのは黒点病に強い品種ばかりだし、葉を濡らさないようにすれば、忙しい間くらいは乗り切れるかと思うようになりました。


なので、今年は初冬には鉢上げ候補品種の根回しをして、準備をしようと思います。

昨年末に3年地植えしていたマイガーデンを植え替えました。

ブロガーさんのアドバイスで11月初旬に根切りをしておいたら、植替え時には株元周りに白根がびっしり。

残った牛蒡根は切りましたが、無事に活着して今年も芽吹き好調です。

鉢上げには事前の根切り作業が必須とわかりました。

いわゆる「根回し」です。




まずは、急な転居があっても連れていきたい物から。

それがなかなか選べないんだけど。


第一陣はこの子達。


ラ・パリジェンヌ


ピンクパラダイス


華やかで、近くで見るべき花です。

地植えなので中途半端に伸ばしてしまいましたが、鉢上げして、一度コンパクトに作り直したい。