昨晩のバラ購入敗退記事に、バラブロガーさんから今買えるショップ情報を頂いて、朝チェック。

「天空のバラ園」さん。

買えるなら焦らなくても…と思いましたが、こういうのはご縁なので注文することにしました。

「バラの家」さんと同様の要請は、ERの公式販売店は全て受けているでしょう。

今後更に買いにくくなるかもしれません。




予約新苗のみの取扱いで、買ったのはエブリンとグラミスキャッスル。

グラミスキャッスルも強香種で、かつてうちの庭にありました。

枯死したのではなく、あまりの棘の凄さに辟易して掘り捨ててしまった。

とにかく、枝に棘があるんじゃなく全面猛棘の枝。

地植えだったので周囲のバラの手入れの邪魔でしたが、鉢上げしてやれば良かったかも。

同様に「マサコ」(エグランタイン)も棘が嫌で捨ててしまいましたが、マサコのようには大きくならない品種なので鉢向きです。


ERは強香種が多く、庭に20本以上植えていた頃は、家を挟んだ公道側を歩く人にも「香る」と言われたほど。

初代のDオースチンは香りを大事にする育種家でしたが、バラの香りと耐病性や花持ちは両立しにくい。

どちらを優先するかですが、今後のDオースチン社は育種の方向性が変わっていくのでしょう。


教えてもらった「天空のバラ園」さん、買ったことはありませんでしたが、オールドローズや古い品種のバラを取扱うショップというのは知っていました。

新苗ばかりですが、まだERの在庫があります。



「天空のバラ園」さんのブログを読んでみて、カタログ落ちはやはりそれなりの理由があるかもと。

例えば、ヘリテージの花弁の落ち方は、持っている人たちがみんな感じてること。

でも、切花では未だに流通している品種もあるとなれば、それは花の欠点ではなくてただの耐病性。


今月のガーデンダイアリーに今後のバラ育成についての記事がありましたが、遺伝子組み換え技術が導入されれば、耐病性は全く選抜の理由にならなくなるかもしれません。

そうなったら、同様にかつて庭にあった繊細品種、ガブリエルやミシェルメイアンなんかも、また迎えられるかな。

実家の支援に毎日早朝から夜まで振り回された2〜3年の間に、薬剤散布が必須の品種はほぼ全て枯死しました。

どんどん葉を落とし、見る見る衰えていくのは忍びなかったです。

そういうことが今後だって無いとは言えず、どうしても繊細品種の再購入は躊躇してしまいます。



今さっき、「天空のバラ園」さんから注文確認メール。

注文画面には4月28日までに発送とありましたが、確認メールには6月中に発送と。

「バラの家」さんや他の大手ではありえないびっくり

でも、新苗だし、再来年あたりに咲かせれば良いことにして、のんびり迎えます。

忘れた頃に着くかも。