昨日、母の庭を部屋から見ていたら、母もバラの惨状が気になっていたようでした。

確かに葉の落ちたバラは開花中もボロボロ感満載。

葉は健康のバロメーターで、植物はやっぱり葉の美しさが一番です。



ゴールドバニーとカクテルが市場に出た頃は薬剤の定期散布が必要な弱い品種が多かったこと、バラの価値に強健であることがあまり重視されなかった時代だったことを話したところ、丈夫な品種に植替えても良いとの許可が出ました。


春先は「こんなに咲いたの初めて」と喜んでいたので、より一層今の惨状が気になるようです。

リハビリの送迎やヘルパーさん、宅配のお弁当業者さんなど、母の家への来訪者は多く、庭の植栽を褒められることが何より嬉しい人。

「いつもきれいですね」と言われるほど、汚いのは気になるでしょう。

あとは、そもそものバラへの思い入れも忘れつつあるのかも。

弟からのプレゼントだったとか、父が好きだったとかのこだわりがなくなってきたのかもしれません。



植え替えて良いと言われても、秋以降の話。

カクテルの跡は小型アーチなのでモダンシュラブで。

玄関のすぐ前なので、香りにもこだわりたい。

アーチの反対側はヘリテージがあり、色は割と自由に選べます。

私的にはマジェンタくらいの濃いピンク系を植えたい。

四季咲き性の良さでは今のカクテルが抜群なので、相応に咲く品種はなかなか無いかもしれません。


ゴールドバニーの場所は東向きのガゼボ。

大きい品種でも大丈夫ですが、自分の体力を考えると大型のツルはもういや。

やっぱりシュラブ?

寝室から遠目で眺めることが多い場所なので、房咲きの中小輪種でも素敵です。

ガゼボのもう一方にはバフビューティーで、こちらも色合わせは難しくありません。

ガゼボの奥の足の所に鉢栽培でERのスノーグースを置こうかと考えていましたが、スノーグースでも。



大きくなる品種や樹勢の強すぎる品種は扱いかねるので、いくら丈夫でもコルデスは却下。

剪定の度に脚立とノコギリ登場は、うちだけでたくさんです。

「タイプ1で強香種で中輪」がここのところの我が家の庭の選定条件。

この3つをクリアするだけでそうは種類が無く、さらに樹勢控えめな四季咲きのツル性となればさらに少ない。

家のなら、ビアンヴニュ、プリンセスシビルドゥルクセンブルクあたり。

うちの品種なら梅雨時期に挿しておきたいし、早めに検討しないと。