バラブロガーさんの記事で、ブラインドの処理について、有島先生と木村先生のそれぞれのご指導が紹介してありました。
色々勉強していらして、本より参考になります。
うちは木村先生派でした。
去年まではネグレクトの栄養不良もあってブラインドや出開きは全然珍しくなかったし、そもそも花いっぱいより緑の濃い庭が好き。
今年は鉢管理だけブラインド処理しましたが、地植えのバラは花の無い枝もそこに緑があるだけで充分です。

今日、一番に盛りなバラ、「レミチャン」
2003年作出、岩下篤也氏のバラです。
系統はシュラブですが、鉢管理に向いているとの別のバラブロガーさんの記事で買いました。
「レミチャン」という名を見て、当初「れみ」という名の女の子?と思いましたが、中国人の青年の名前なんだそう。
そう聞くと、細面の二枚目を想像します。
家のバラは大昔に好きだったメイヤンの頃からフレンチローズが主で、今はデルバールが一番多い。
さらに最近は「バラの家」さんで購入することが多かったので、日本のバラは木村卓功さん(「バラの家」経営者)作出のくらいでした。
ほかの日本人作出のバラは格別に美しいけれど弱い品種が多く、検討することも無かった。
そのブロガーさんの読者にならなければ、まずご縁の無かったバラです。
去年の秋の終わりに中苗でお迎えし、初冬に土替え。
今年は樹高もちょうどよく、花数も十分。
花後に8号鉢に鉢増しすればいいかな。
このくらいのサイズでずっと管理できたらうれしいです。
強香で花は中輪、樹もたくましくなく暴れない。
可憐な見た目ですが、意外に「TIPE1」の強健種。
これから老いていく自分の体力を考えると、こういうバラこそ理想です。
あと「先日は早合点してごめんなさい」
・・・なバラ。「スィートマーマレード」

一番花は全然香らなかったので「微香とあったけど感じない」と書きましたが、2番花からは傍に立つだけでよく香ります。
中香よりもっと濃い目のティー香です。
樹高標準80センチというのも地植え派にはありがたい。
花壇の最前列に植えてよく香るバラは貴重です。