先日、新しくできたホームセンターへ農薬類を見に行ってみました。

昔は薬剤類は農家の人たちが出入りするような大きなガーデンセンターの農薬売り場で買っていました。

それでも欲しい薬剤の在庫が無くて、農協の支店まで買いに行ったこともあります。

殺虫剤などは、印鑑と身分証明書が無いと買えないものも結構あったので、今より慎重な取り扱いが必要でした。

今はバラが一般的になったこともあって、家庭で使いやすいバラ用の薬剤がたくさん出ています。

肥料の売り場で普通に売られているので、安全性も良くなったんだと思います。


バラの本を読みなおしていて、大きな間違いをやらかしていたことに気づきました。

混合散布で良いと書いてあったのを記憶していますが、正しくは、混合して良いのは殺菌剤と殺虫剤それぞれひとつずつでした。

病害虫両方とも耐性ができやすいのでローテーションしますが、混合散布するとローテーションが難しくなるうえに、薬害も出やすいとのこと。

以前は、いつも殺虫剤2~3種類と殺菌剤2種類ほどを混合して使っていたので、撒けば撒くほど耐性菌を増やしていたようなものでした。

生半可な知識は危険だと痛感しています。


今、3種類の殺菌剤をローテーションしていますが、殺菌剤と殺虫剤をそれぞれ2つずつ、買ってきました。

(ダコニールは農家向けの農薬売り場で。今も昔も、農家用の方が大容量で安価です)

あと、殺ダニ剤を買っておかなきゃいけません。

1本千円前後の薬剤が、2週間に1回の散布でも、すぐ空になってしまいます。

環境的にも体力的にも、さらには経済的にも、薬剤散布をさほど必要としない丈夫な品種に変えていかなくちゃ。