ニュースになっているかんぽの不利益契約。

ブロガーさんの記事にもあったし、私自身にも身近な出来事でした。


長年入っていた某社の掛け捨て医療保険。今年の更改から保険料が急に上がりました。

年齢的に仕方ないことですが、どうせ高くなるなら掛け捨てはやめようかと、今までの会社の更新資料を持って郵便局に。

去年、母や弟が入院した際に、保険金手続きが一番スムーズだったのが郵便局だったので、その折にかんぽについて窓口で聞いていて、手続き前に比べてみようかと。

結局、前の保険も利回りはそう悪くないということでしたが、何かあった時の手続きの簡便さでかんぽに掛け替えることにしました。

掛け替え自体は、そういうこともあるかと思って行ったんだし、説明もしっかり受けて納得。


でも、ついでに薦められたアフラックの掛け替えについては、お断りしました。

ちょっと前からかんぽ傘下に入ったアフラック。

父が食道癌で入院した際、親族に癌患者が多かったこともあり、20代後半でがん保険に入っています。

そんなに若く入る人は少ないし、当然、保険料は激安。

古い保険なので、後付けできるものは特約で付けて来たものの、通院は入っていません。

今は通院だけで治療できるケースも多いのでと、通院給付のある保険への掛け替えを薦められましたが、今の年齢で新しい保険に入りなおしたら保険料は比較にならない金額になります。

こちらについては、費用対効果を考えて掛け替えないと即断。


そこらへんで「言われるがまま」になってしまう年代の人たちが、今回の被害者になっているんだと思います。

かんぽは既往症や現在治療中の病気が無ければ、即日発効で1週間ほどで契約書も届きますが、何か持病があると受付に時間がかかり、場合によっては契約できないケースも出てきます。

今回ニュースになっている中で一番被害甚大だったのは、持病のために再契約できなかったというケース。

そういうケースについては旧契約を復活させるということですが、大きなニュースにならなかったら泣き寝入りになったでしょう。


このたび終身に掛け替えしたのは、そういった「損得」の判断がいつまでちゃんとできるか不安だったということもあったから。

医療・死亡保険に関しては、今後何もすることはありません。

それが何よりの安心。