水曜日は、4月の初めに予約した、弟の介護度変更のための面接日。

連休が挟まった割には早く取れた方です。

「若いけど優秀」とのことだった担当者の方は、本当に丁寧に聞き取りしてくれました。

最初にリビングで弟と30分ほど面談。

その間、間違ったことを伝えていても「ご本人様の前では訂正しないで」とのことだったので、何が違うかをチェック。

面談後、「ご家族様とだけお話しできる部屋で」ということだったので、別の部屋で1時間以上聞き取りを受けました。

母の面談に来た方の時は、PCに入力するための様式用紙にチェックを入れていくだけでしたが、このたびの方は用紙の枠外にびっしり書き込みされていて、状態も充分伝えられたと思います。

あとは1か月ほど先に正式な新介護度の通知があって、不納得でなければ、その介護度で作られたプランの契約をして手続きは終了です。

介護度の変更は確実だと言われたし、面談や契約の前から新介護度に合わせたサポートは始まっているので、実質的に私の仕事は終わりました。



3回目の訪問リハビリも無事終了。

今回からの新しい担当療法士さんは「お嬢さん」と言いたいほど若い方。

先週顔合わせした時は、少々不安でした。

弟が受け入れたのはアラフォーの男性なので女性で大丈夫かなと心配しましたが、取り越し苦労だったようです。

40分しっかりリハビリトレーニングをしてくれて、弟も「自分のスケジュール」に受け入れたように感じます。

来週以降、水曜のこの時間はリハビリとなりました。



今まで、本人が「自分でできるから大丈夫」と言っていた家の中の身の回りの大部分を、母がサポートしていました。

「できないことをできると言っていたら、後でいいから面接の人に訂正しなさい」と言っても、自分がやってやればいいんだからと聞かなかった母が、ようやく行政の支援の必要性を実感するようになっています。

あの状態で「自立」はありえませんが、本人も家族も言わなければ、そういうことになってしまいます。


15年間、母やケアマネさんが言っても通おうとしなかったリハビリも、訪問リハビリを頼んだことで開始でき、医療の心配も当面無くなりました。

あとは、リハビリの回数を週2~3回まで増やしたいことと、いずれは通所にしていきたいという希望がありますが、徐々に無理なく。

帰り際、母が涙ぐんでいました。

安心したと言っていましたが、まだ始まったばかりです。