録画してあった「鬼平犯科帳FINAL」、やっと見終わりました。
前後編で4時間以上だったけど、いつも通り破綻なく安心して見られる出来でした。
後編の最後には密偵たちを労うシーンもあり、本当に「長らくご苦労さん」な終わり方。
でも、確かに吉右衛門の殺陣に往年の切れ味が無くなった気が。
脇役陣も歳を取り、妖艶な密偵だったはずのおまさはおばさんだし、未熟だった木村忠吾も立派なおじさん。
五鉄での労いのシーンは敬老会みたいだった。
やっぱりそろそろFINALで良かったかも。
「鬼平」って、もともとは吉右衛門のお父さんの白鸚をイメージしての役だったらしく、容貌が似ているということで現吉右衛門があとを継ぎました。
吉右衛門は白鸚の次男。
彼自身には息子がいないけど、あと数年したら、甥の染五郎あたりが演じないかな?
最初は違和感あるかもしれないけど、その時代の人気俳優が集まったらどんな「鬼平」になるか、見てみたい気がします。
ちなみに、原作を全作読んだ中で一番好きで切ないのが「五月闇」という作品。
影のある伊三次という密偵のストーリーで、今の年配の俳優陣では無理だったので。
さて、今日は母の通院がダブル。
整形外科の整理券を取ってから、予約の内科へ。
雨だから、整形外科が空いているといいな。