新座で地下ケーブル火災があったのは先週ですが、続報が怖い話。

同じタイプの地下ケーブルが3200キロもあるんだそう。

しかもその半分くらいは35年以上で、耐用年数を過ぎてる。

地下にあって簡単には変えられないものだし、どこを通っているのか普通の人は知らない。



あのニュース映像を見たとき、最初に思ったのは「まさか、テロ?」

ディーヴァーの「バーニング・ワイヤー」(電線に細工して、電気で人を殺す犯人)を読んだばかりだから、連想してしまいました。

日ごろ見慣れた電線ですが、触れたら感電する…なんて、生やさしいものじゃないことを、小説で初めて知ったところです。

理科系人間じゃないので電気の性質をよく知らずに便利に使って生きてきましたが、きちんと制御してもらっているおかげです。



田舎なので、家の近所を行くと高圧電線や鉄塔が立っていて、それはそれで何となく恐ろし気ではありましたが、「見えている」というのは管理が行き届いて安心です。

3.11のときも、鉄塔周辺は地盤強化されていて、被害が少なかったそうです。

危険で適宜な点検が必要な物は、見えるところにある方が安全なのかもしれません。