沖縄で犬の咬傷事件がありました。

ピットブルテリアという闘犬犬種の犬が、小学生に咬みついて怪我させた事件です。

犬は庭でつながれ飼われていたけど、子供の声で興奮して首輪を引きちぎり、塀を跳び越えたそうです。



実は、2週間ほど前の週末に散歩中、サブリナわんわんがほかの犬に咬まれました。

花木のきれいな季節なので、いつもは歩かない住宅地の間をのんびり歩いていたら、突然、庭から犬がとび出してきて。

引き綱はついたままでしたが、生垣の間から道路に出ても、公道の真ん中あたりまで届くくらいの長さがありました。

大きい犬だったので私は腰が抜けそうになってしまい、サブリナがその犬から離れたところで通りから逃げ、体を点検したら首から血が一筋汗


獣医さんのブログでは、犬の咬傷は化膿することが多いとあったので、すぐ電話してみましたが、週末で休診。

月曜日の朝の様子で連れて行くことになりましたが、不安で涙が出てしまいました。

翌朝はまるっきり元気で、咬まれた場所もわからなくなり、そのまま済ませましたが、眠れない夜でした。




普段、家族にはおとなしい犬でも、子供の声で興奮することもあるし、ほかの犬の気配で怒ることもあります。

それに、犬の運動神経は、人が想像をはるかに超えています。

うちのサブリナでさえ、私の留守中には高さ120センチの出窓に乗っている様子。

踏み台になるものが無くても、7キロの小型犬がそれだけの高さに上れます。

犬を庭に出しておくなら、綱を付けるなり塀を設置するなり、絶対に外には出られないよう、注意の上にも注意が必要です。



家の近所では、知っている限りで4回、咬傷事件がありました。

2回は人だけ、2回は人と連れていた犬が怪我をして、うち1回は咬んだ犬が処分されました。

取り返しのつかない怪我をさせたら、賠償だけでは済まなくなります。

しつけや配慮をしていなかった飼い主の責任ですが、犬が命で償うのではあまりにかわいそう。



いつもは甘えん坊の普通の小型犬だって、興奮すると小さい「猛獣」になることもあります。

闘犬種など飼育する場合は、特に注意してほしいと思います。