庭のバラ、早い品種は満開です。
まだ蕾だけのも。

全体を平均すれば2~3割咲き。



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プロが手入れをするバラ園は、ピーク時期がなるべく揃うように剪定するそうですが、うちは冬場の手入れは手抜きの限り。
剪定時期に遅れて一度切っただけなので、開花もバラバラで遅めです。
でも、お陰で等分の間は一番花を楽しめます。
家庭の庭はこれで良しニコニコ




おととし、街路樹も枯れたほどの猛暑の夏、母の病院に毎日通っていて、水やりをほとんどできませんでした。

結果、暑さや乾燥に弱い品種が10本以上枯れてしまって。
ほとんどがヨーロッパの品種。

中に、一季咲きでトゲだらけだけど、見るからに「ガリカの赤いバラ」という感じが大好きだったジプシーボーイというオールドローズがあって、枯死を確認した時は本当に残念でした。

まだオールドローズが巷に出回っていない頃、イギリスのナーサリーから個人輸入したバラ。
かわいそうなことしたなと思いながらも、リビング正面を空けてもおけず、鉢植えにしてあったグラハムトーマスで補植しました。



株の中心部は頑張って掘り上げましたが、周囲に広がった太根が掘り取れず、あきらめて放置しておいたら…そのあたりに、去年、バラが生えてきました。

たまに実生のバラが生えてくることがあるので、花を見てからと様子を見ていると、一輪だけ咲いた花は、小ぶりだけど、まさしくジプシーボーイ。

そして、50センチほど伸びた枝もトゲだらけ。

普通、市販のバラは芽継ぎされているので、根だけ残っていても、生えてくるのは台木の方です。

ジプシーボーイを親とする実生かもと思い、「バラの家」さんの掲示板に問い合わせしてみると、外国のナーサリー産でオールドローズだと、挿し木苗の可能性が高いと。
野性に近い品種なので、あえて台木を使わないということです。
強い根だと、そこから成長することがあるので、実生よりその可能性の方が高いそう。


ビックリでした。
地上部が株元まで枯れて、根も一部を残して掘り取ったのに。



そして今年。
またちょっと大きくなって、花も咲きました。
悩むのは、グラハムトーマスとジュード・ジオブスキュアに挟まれて、スペース狭い。
ここは本来、株間のはずなので。


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まるで薮ですが、これも個人の庭なので、よいことに。


来週は、一番好きなロサムンディが咲きそう。
うちの庭も花がピークになります。