西宮フォトぶら~西宮えーとこ探し

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2020年、元旦。

 

快晴!!

 

これは初詣日和。

 

初詣にはお寺を選びました。

それが『神呪寺(かんのうじ)』

 

選んだ理由は、景色の良さです。

 

しかし、ちょっと恐ろしい感じの名前。

神呪寺HPによると、

もともとは「神の寺」が「かんのじ」になり「かんのうじ」と変化。

さらに神呪は「神秘なる呪語=仏様の真語」を表しています。

 

平安時代初期に当時のスーパーマン的存在であった弘法大師を招いて開創したそうです。

 

お寺の石段は100段あり、途中に踊り場があって良い休憩が出来るのですが。

運動不足には少々キツイ!

 

踊り場では、屋台が3つ出ていて甘い匂い、香ばしい香りと早くもお腹が減ってきます。

 

再び、石段を登っている私の頭へガンガン降ってくる鐘の音。

とてつもない大きな音!

 

神呪寺では、甲山百夜会という普段からお寺に関わっていらっしゃる皆さんがまず除夜の鐘をつき始め、

住職が108つ目をつきます。

その後は一般の人も鐘をついて良いということで、一晩中、そして元旦にも鐘の音が響き渡っているのです。

 

100段登ると、境内に到着。

 

山の上でとにかく日差しが降り注いで、明るい境内です。

 

こじんまりとして、美しい建物。

 

 

 

 

こちらが、大きな大きな音がしていた鐘。

常に列が出来て、老若男女がかわるがわる鐘をついていました。

阪神大震災にもびくともせず、落ちない鐘として知られています。

 

手前は焚火。

ほんのりとした温かさで、参拝客をもてなしてくれていました。

 

さて、神呪寺内の有名ビューポイントへ。

屋根付きで、ゆっくり眺望が楽しめるように作られています。

 

 

 

 

 

 

大阪とその向こうの生駒山などの山並みが一望!

 

ご来光や夜景を見に来る人も多いのが、納得。

 

お天気も良くて、だんだん暑くなり、上着を脱いでも大丈夫なほどでした。

 

気分がアップする良いお寺、神呪寺でした。

 

 

 

【アクセス】

バス「甲山大師前」下車すぐ。

無料駐車場あり。

トイレ、石段の下と境内。

 

【有名な飲食店】

好の家 和食

 

 

 

 

 

10月桜が咲いている、という情報を聞いて、丁度冬の青空に恵まれた日に金仙寺湖まで車を走らせました。

 

10月桜は、春と秋の2回開花する桜。

江戸時代にエドヒガンとマメザクラを掛け合わせて作った原種、コヒガンザクラから園芸用に作られた桜です。

なので、山で自生することはありません。

 

目撃情報によると、毎年11月下旬から2月くらいまで長く咲いているそうです。

春のお花見のような華やかさはないけれど、素朴な可愛らしさがある桜とのこと。

 

10月桜が咲いている側にある、金仙寺湖はダム湖で別名は丸山貯水池。

標高378mの丸山のふもとにある金仙寺のそばあるのが金仙寺湖。

金仙寺湖の周りは西宮のお花見の名所の1つです。

 

今回の10月桜は、金仙寺湖から少し離れて国道82号線沿いの街路樹としてあるそうです。

 

さて、車窓に金仙寺湖が見えてきました。

冬枯れの茶色の寒々しい風景。

でも、葉のすっかり落ちた枝と枝の間から、今まで見えなかった遠くの風景が見えるので冬もまた、良しです。

 

金仙寺橋を渡ってすぐ。

反対車線にある街路樹…と。

 

ありました。2本の木が。

遠目からは、何も咲いていない大木に見えます。

すぐ隣には同じく何も咲いていないかのような半分の高さの木も。

 

金仙寺湖へ向かう通路がオフシーズンは封鎖されているので、通路の手前のスペースにちょっと停車させていただきます。

 

撮影時間はお昼前でしたが、目の前にそそり立つ山に太陽を遮られ、木は影に覆われようとしていました。

なので、ちょっと急いで撮影準備開始。

 

大木の側に近づくと。

 

あ、ホントだ。

満開!

いえ、満開に近い状態。つぼみがまだある。

細い枝に小さな小さな花たちが、寒さに身を寄せ合うように咲いていました。

 

 

太陽光があたっているのはもう、わずかな枝の先の方だけ。

太陽のスポットライトを浴びている花を探して撮影しました。

小さな花は風で揺れます。

撮影は難航…。

ぶれても仕方ない!という気持ちで撮るしかない。

 

 

花嫁さんの髪飾りのような。

小さいけれど、華やかさもほんのりありました。

 

街路樹の足元は冬枯れの雑草が寒そうに風に揺れ、民家のある辺りも緑はもはや少なく、寒さに沈黙しているようでした。

 

でも、この小さな小さな10月桜がここでがんばって咲いている、と思えば寒くて縮まった気持ちをホッとさせてくれます。

 

ぜひ1度、訪れてみてください。

 

【アクセス】

車 国道82号線を金仙寺湖へ向かって走る。

阪急バス「金仙寺」下車、すぐ。

 

【周辺情報】

駐車場(シーズンオフは)なし

トイレ なし

 

西宮市と尼崎市の境目に流れる武庫川。

 

武庫川から約1km西に離れた場所に流れるのが、鳴尾川。

 

鳴尾川の水門には、特徴のあるオブジェが建っています。

オブジェから河口まで約1km。

両岸はコンクリートで固められています。

 

街中の小さな川の流れが集まり、鳴尾川の水門で調整。

 

水門の海側には数艇のヨットが浮かびます。

以前は鳴尾マリーナと言って、数多くヨットが係留されていました。

 

さらに鳴尾川河口付近では、西野渡船の渡船場が。

週末には子供から大人まで、釣り愛好家が関西各地から集まって来ます。

 

そして冬には、鳴尾川の水面をびっしり埋めるようにプカプカ浮かぶ渡り鳥たち。

 

渡船が来ても怖がりもせず、船の引き波が高低激しくなっても、楽しそうにユラユラ浮かんでいます。

 

その渡り鳥を狙って、長い鼻のような望遠レンズを抱えてやってくる、カメラマンたち。

 

水面には大量のボラがウヨウヨと泳ぎ回り、その中にちらほら美味しいらしい魚も見られます。

 

平日には、営業マンの息抜き場。

週末はサイクリストの休息場。

 

孫を連れた人や、釣竿を持ってぼんやり立っている人。

 

短い川ですが。

生き物たちや人々が、それぞれの人生を持って集まってくる川が、鳴尾川なのです。

 

そして知る人ぞ知る、夕日の美しいポイント。

 

西宮市の最南にある、鳴尾浜臨海公園ほど知名度は高くありませんが、鳴尾川河口も良い場所です。

 

中央は阪神高速5号湾岸線。

右奥は、甲子園浜、その向こうは六甲山です。

 

陸側の西野渡船の渡船場付近。

 

潮の香りがヒンヤリ伝わる夕暮れでした。

 

初めだとちょっと難しい場所かもしれませんが!

ぜひ1度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

【アクセス】

阪神バス「武庫川団地南」下車、徒歩6分。

西野渡船の看板が目印。

 

【周辺情報】

駐車場 なし

コインパーキング タイムズメルカードむこがわ 徒歩13分。

トイレ なし

自販機 西野渡船内にあり

人気スポット 鳴尾浜温泉 熊野の郷 徒歩8分。

武庫川に沿って南下する、阪神武庫川線の終着駅、武庫川団地前駅。

 

西宮市の最も西側にあり、西宮市の最も南側にあります。

 

無人駅ですが、通勤通学など多くの地元民に親しまれている、武庫川団地前駅。

 

戦前。武庫川団地前駅周辺には、軍需工場(川西航空機など)がありました。

軍需工場で働く人たちや資材を乗せて電車は走りました。

 

当時の線路は現在の洲先駅までだったのです。

 

その後戦争の影響で武庫川線は休止したり、また再開したりと時を経て…。

 

武庫川団地の開発と共に、洲先駅から現在の武庫川団地前駅まで武庫川線は延ばされ、35年前に武庫川団地前駅は完成しました。

 

武庫川団地前駅を降りてすぐに目に入る、イチョウ並木。

 

西へ向かって一直線に伸びる、鮮やかな黄金の並木道は、長さ約850m。

道路を挟んで両側に続きます。

 

武庫川団地前駅からスタートし、ゴールまで来た時の景色。

初めて訪れた瞬間、忘れられない風景の1つになります。

 

雌木も多い武庫川団地前駅のイチョウ並木。

銀杏が落ちると、鼻をつく独特の匂い!

通る人は、足元を気にして歩きます。

 

花言葉ってありますね。

同じように木言葉があり、イチョウは「長寿」。

 

軍需工場だった時代から平和な令和の時代へ。

土地の繁栄とともに、武庫川団地前駅のイチョウ並木も末永く続いて欲しい…。

そんな願いが込められているのかもしれません。

 

10月~11月紅葉。

 

【アクセス】

阪神電車 武庫川団地前駅下車 すぐ

 

【周辺情報】

駐車場 武庫川団地前駅 横 マックスバリュー2階 コインパーキング

コンビニ 武庫川団地前駅から徒歩5分

近くの飲食店 メルカードむこがわ(商店街) 武庫川団地前駅より徒歩10分

阪神甲子園球場の紅葉穴場ミニスポットを2つご紹介します。

 

1番目。

阪神甲子園駅前の阪神バスロータリーのイチョウの大樹。

タイガースチームショップアルプスの建物の裏側です。

 

根の周りはコンクリートで固められて、こんな窮屈な場所にいるのに、毎年生命力溢れた紅葉を見せてくれます。

 

脇にある阪神高速道路に迫る勢いで伸びる、イチョウの大樹。

街中でこれほどのイチョウの大樹は珍しいのではないでしょうか。

 

写真手前にあるのは桜の木。

桜の赤い紅葉とイチョウのコラボレーションは、非常に美しい。

大イチョウはまだ少し青みがあるので、見頃までまだまだ楽しめそうです。

 

阪神甲子園球場の紅葉穴場ミニスポット。

2番目。

阪神甲子園球場のツタ。

 

新しくツタが植えられてから、成長半ばでまだ、以前のように外壁を覆いつくせてはいません。

でも、紅葉すると存在感が増します。

 

 

周辺の木々もツタと揃って、紅葉。

 

イベントのない平日の甲子園球場は、他の建物と同化し、静かに街並みを見下ろしています。

 

球場の外側は普段から出入り自由。

地元民が自転車や買い物のキャリーを引いたりして、ぶらぶら―っと阪神甲子園球場の脇を通りすぎていきます。

ベンチが多いのでお弁当タイムの人、しばしの昼寝をする人も。

 

時折、観光客らしき外国人やカップルなどが阪神甲子園球場の前で記念撮影して、微笑み合っている姿を見かけます。

人混みもなく、ゆったりとした時間が過ごせるでしょうね!

 

普段の阪神甲子園球場は本当に静かなのです。

 

 

阪神甲子園球場は今から95年前、大正13年の春、建設されました。

しかも計画してからわずか4カ月半で完成。

日本初の本格的野球場であり、東洋一の大きさでした。

 

ちなみに完成した年が甲子の干支だったことから、甲子園球場と名付けられたそうです。

(参考:阪神甲子園球場外側の記念碑より)

 

機会あれば、ぜひ何もない、ゆったりとした日の阪神甲子園球場の紅葉を愛でに来てみてくださいね。

 

11月紅葉。

 

【周辺情報】

駐車場 阪神甲子園球場にはなし 

     徒歩30秒でコインパーキングあり 制限あり

人気スポット ららぽーと甲子園 徒歩2分

 

【アクセス】

阪神甲子園駅から 大イチョウへ 徒歩1分 阪神甲子園球場へ 徒歩3分