前回の「英語だったらどう?」と合わせて聞かれるのが「お酒飲んだ時はどう?」。

この場合の私の場合の答えは、
「ダメです。むしろいつもよりダメです。」。

リハビリの先生の質問の意図としては、
「お酒が入って少し気持ち良くリラックスして、気持ちも大きくなってうまく喋れたりするんじゃない?」
という可能性に対する質問みたいなんですが…あり得ませんね。

普通の人(吃音者で無い人=非吃音者)ですら酔えばろれつが回らない方向へ進むじゃない。
少なくとも滑舌が良い方向へ進む人はいない、と思う。
それとおんなじです。

私はお酒が取り立てて好きと言うわけではないけど、やはりまわりのワイワイと騒がしい雰囲気にひきづられて声がデカくなる。

そんでもって、そんでもってですよ、我が発生メカニズムは、アルコホールの影響で、制御不能となってくる。

するとまあ言わずもがな(?)デカい声でどもり倒して酒でただでさえ赤い顔がどす黒くなって、壊れた拡声器状態です。

ちなみにこんな表現、非吃音者の皆さん、使ってはダメですよ。
間違いなく刺されるでしょ。
吃音者である私が自分のことを表現しているから許されるのです。

しかし「壊れた拡声器」って…我ながら凄いなこの表現。

前回も書きましたがこれでも既婚者です、私。
夜景の見えるバーでのプロポーズなんてあり得ませんでした。
そう、吃音者の皆さんがそうかどうか知れませんが、自己の行動をかなり先まで、自分が発するであろう言葉とどもるであろう瞬間を瞬間的に予測、推測してその回避策の検討まで、自動的に、オートメーションにやってしまっているのです。

ある意味、先読み力ありですが、その予測、推測はプラス方向のものでなく、たいてい当たってしまうので、何ともつまらん人生です。

そんな今日は結構調子の悪い日でした。
後輩の「若林」という名前と「タイミング」というのがさっぱり言えず。

「うわうわわわわわかばやし」、
「ったたたたたたひぃみんぐ」、
みたいな感じ。

ただこの若林という後輩、好きでも嫌いでもないですが、私の吃音を聞いて、初対面の時から一度もクスリとも笑ったことがないツワモノのうちの1人です。

「ああ、タイミングですか?それはですね…」
みたいな。