バスケW杯男子、日本の劇的逆転勝利!

フィンランドに16点ぐらい大差を付けられても全メンバーの価値に対する強い思いが爆発して、ファールを取られるのも恐れず積極的に身を張って戦い、ボールを守り、最後には10点差で勝ちましたね!

エブリンちゃんの解説で選手としての試合の見方、どんなところが素晴らしい点なのか、理解が深まり、迫力いっぱい面白さいっぱいで会場全体が興奮の渦に。

ヨーロッパの国に勝ったことは初めてで、歴史的勝利として、越えられない扉をこじ開け、選手の皆が勝ち取れたことに、深く篤い感動のエネルギーに包まれた。

比江島選手の魂が敵の得点追加に精神力で大きく立ちはだかり、渡邊雄太さんがボールを油断をすることなく相手からもぎ取り仲間にパスして反撃に。
3Pの上手い相手の活躍を阻止するためジョシュがゴール下で対戦相手に張り付くように駆け回った。

何度も相手に吹き飛ばされ激しくコートに大けがしそうな勢いで倒されながら闘志いっぱいに立ち上がる日本選手は且つて見ていたバスケットのゲームとは全然違う異次元のもので、凄かった。

NBAでなく日本に帰化したジョシュ・ホーキンソンの運命も不思議ですが、野球にも情熱を持って携わっていて、イチローさんを尊敬し、その日本人ファンの姿を見て日本人に良いイメージを持っていたというところからも、優秀で体の大きなバスケ選手が次々出てくるアメリカより長く活躍できる可能性のある日本に来て今や帰化したのも頷ける優しそうなキャラのようです。

河村勇輝選手と富樫勇樹選手はもはやステルスのように背の高い相手チームの林の中を低空で切り込みます。

富永啓生選手のしなやかで正確な3Pのシュートがマジックのようにゴールに吸い込まれる不思議感覚の得点シーンが見られます。

普段CMぐらいでしか見かけないバスケットだけど、今日は見入って勝利まで見てしまいました。

この大きな優勝劇に応援席では涙を流す観客も。
沈着冷静な富永啓生選手が語った「こんな日を迎えることができてとても嬉しい」という言葉が、日本の乗り越えた壁の大きさを表しているようです。

これを書きながら、2023 BWF バドミントン トタルエナジーズ 世界選手権、男子バトミントンの決勝が放映され、奈良岡功大選手とクンラブット・ビチットサーン選手(タイ)の対戦を予期せず観戦してしましたが、こちらも、世代交代を大きく感じさせる白熱する試合でした。

 

22歳同士の対戦で、2ゲームまでは中々の拮抗したゲームでしたが、最後は奈良岡功大選手が調子を保てず競り負けてしまいました。 

満身創痍だったようです。

でも、銀メダルですから、素晴らしいです。

まだまだ若いのにすでにこのハイレベルな戦いを繰り広げるのだから、今回の経験を糧にどんどん鍛えて技を習得し更に凄い試合を見せてくれる選手になるでしょう。
頼もしいです。

 

タイで初めてのメダルをもたらしたビチットサーン選手。

強靭な体、凄いスタミナとブレないスキル、スマッシュの鋭さが光っていました。

クンラブット・ビチットサーン選手の経歴を調べるとジュニア時代には、男子シングルスで世界ジュニア選手権を3度優勝しており、これは男子シングルスとしては歴史上初の快挙。

世界ランキング1位のビクター・アクセルセンに2021年から、これまで何度も優勝を阻止され、今年初めて対戦して倒すことができ、決勝戦まで勝ち進め勝利を収めたという。

中々凄いキャリア。