立体的に角度が変わると違う表情が見られる、グレープカルセドニーは中には魚の様相を呈している鉱物もあります。

個性を引き立てるアイテムとして、なかなかの存在感。

抽象的かつ印象的。

 

こんな飾りが住まいの壁にあることにより、空間が海の中にいるような錯覚が。

部分的にジオードが輝き、色合いも独特で自然と人が集い心が通います。

「ほら、太陽光にあてるとここが光るんだよ」

「あっ、きれいだね~。こっちから見ると違う面白さがあるね!」
 

「こういうグレープの房みたいに育った鉱石ってたった1か所でしか見つかっていないんだって」

「スラウェシ島っていう所で、クリスチャンが多いんだって」
「その中のタナトラジャでは変わった建物や風習が見られるんだよ」

食べ物とマジックと変わった風習などなど、話題に事欠かないインドネシアは宗教にも寛容で、異なる宗教を否定してはいけないと、学校の授業で必ず教えられて、相手の宗教に敬意を示すことも学んでいます。

スマトラ島には女系の社会のミナンカバウ族がいて、「簡単なスープを作るのにも20種類を超える香辛料を使って料理を覚えるのが大変!」と若い女の子が嘆いていました。

元々、香辛料が沢山あることで知られている国ですが、中でも特に、香辛料を沢山使っている民族の一つです。

女系家族と言っても出会った女性は皆フェミニンで、芯がしっかりしているのをあまり表に出していませんでした。

逆に面倒見のよい男性はおかまっぽくて、お宿の長男も凛として立っているのに、湿度が通常より20%以上高そうなしっとりした男の子でした。

一緒に旅した女友達はボーイッシュですっかりおかまに気に入られて、会うたびににこにこしながらすぐに近寄っておしゃべりを始め、まるでハイテンションの漫才師。

電車やバス、乗り合いバスを乗り継ぎようやくたどり着いた相当な奥地にもかかわらす、宿の女主がレストランで見せた食べ物の充実感は圧巻で、ヨーロッパで食べるようなものも並び、思わす友人と5品ぐらい注文してしまったんだけれど、きれいな盛り付けで、飛びぬけて美味しくて、胃袋がはち切れそうな程食べまくりました。

その時壁の上にいた2匹の猫はつがいで、雌猫は身重。腹が大きく膨らんでいました。オス猫はじっと目を瞑り、雌猫も目を補足して私たちのテーブルを見ていました。

 

そして、その雌猫の目が一瞬カッと大きく広がり、隣にいたオス猫の頭を思い切り叩き、オス猫は目球が飛び出る程ビックリ。しかし、静かに静かに深呼吸をしながら小さく元の姿勢に戻りました。

「私たちのご飯が欲しくてメスが怒ったんだ~」
「ミナンカバウ族の社会では猫までもオスはメスの尻にひかれているのか。辛抱強いね。」

いつも暖かい心のこもったモノづくりを心掛けるアイ・ラブ・スマートのアイテム、どうぞお楽しみください。