野生の呼び声は凄かった!
 公開され早速見に行ってきました。

 その原作は1903年に描かれ何度か映画化されたという。
今回はディズニー映画で潤沢な資金を注ぎ込んで作った事は想像できる。

 でも観客はそのお陰でカナダ〜アラスカの厳しい雪山を滑走したり、カヌーで激流を下ったり、自然を満喫。
 
 座ると人より大きい飼い犬の『バック』と名優ハリソン・フォード演じる『ソーントン』が互いに惹かれ合い、大自然の奥地を突き進みながら心の成長を遂げて行く心温まるお話しです。

 一見単純な感じですが、この映画鑑賞後の満たされた感じ、「凄いものを見ちゃった」と感じるのは、原作の著者が表現していた内容を汲み取って今の撮影技術とマンパワーと素晴らしい監督、脚本家の想像力など、様々な人の脳力と要素が合致し、ハリソン・フォードを含む素晴らしい俳優さん達が力を発揮したからできたんだろうな、と感無量、一人酔いしれてます。

 そしてラストのシーンハリソン・フォードの存在感。もう、派手な文明なんて要らない!そんなシンプルで温かい気持ちにさせてくれます。

 ハリソン・フォードは売れない下積み時代に大工仕事をしてスターウォーズのオーディションだって、レイア姫を選ぶための会場でセットを建てていて、たまたま居合わせて、相手役が急遽必要だという事になり、「君も俳優志望だったよな、ちょっとやってくれ」と声を掛け演じさせられ、そのカメラで撮ると一層輝く存在感でハン・ソロ役に抜擢され次々と続編が作られ多忙な日々が続き結婚も破綻したという。ただ、元の奥さんはその後も良き相談相手として支えになってくれてたと言うから、優しい人柄が忍ばれます。


箱庭で植えてみました。