長女の受験はお陰様で終わりました。
一度は私のせいで逃してしまったチャンスに再度挑戦する試験直前に調子が崩れたものの、何とか試験は全てこなすことができました。
幾つか合格が出てたのでそれもとても良い大学だと思うのですが彼女は納得するのに時間が掛かりました。
「この大学だって設備も素晴しいし、教育も理想的だし、お洒落な子がいっぱいいるよ。」
「あの人の後輩になれるんだからいいじゃない。」
何を言っても彼女の耳を素通りするような虚しさを感じました。
チャンスを逃したその時初めて彼女がとても成長して、もう手が届く所まで来てることを感じました。
そして、彼女がどんなに第一志望の大学に行きたがっていたのか、よく分かって胸が痛くなりました。
一般試験は記述式なので、難度が増し、人気校であれば勿論の事競争が激しくなる。
諦めちゃいけない。そう言っておきながら諦めていたのはこの私だった。
「だって枠だって少ないし、国公立受験の人たちだってセンターで申し込んでくるんだから」
それから約3週間、次々一般試験の試験が行われました。そして第一志望校の受験日。
「でも、今はもうこの一般試験に賭けるしかないよ。もう最後だし。」
受験はもう嫌だとパワーが低迷している娘を家から送り出し、受験直後もできない部分があったと言って、とても落胆しそれからずっと先日まで沈んでいました。
やっと彼女の気持ちが整理出来、吹っ切れたと言って明るさが戻ってきたころ、既に出ていた大学の入学手続きを始めようとした時に事が起きました。
望みがなくても取り敢えず今朝出た合否判定を見ておこうとコンピューターを確認すると彼女が一番望んでいた大学でまさかの合格が。
ちょっと前まで理想を持つのは良いことだけど、頑張っているとはいえちょっとハードルが高すぎると感じてたのですが、望めばできる。正に彼女に込めた名の通りになったのです。
でも、それを支えて下さったのは塾や学校の先生方で、献身的にサポートして頂き、短期間で受験に間に合うか心配でしたが本人も賢い判断力が出来るようになり、問題に直面するたび良いアドバイスを頂いて頑張り続けることができました。
それまで持っていた先生に対する不信感、憤り、ありとあらゆる空白の年月がこの受験で塗り替えられました。
国公立を目指す頑張り屋のお友達。医者を目指す浪人生。推薦で合格が決まって学校にはみんなとお喋りするために来ているお友達。彼女の学ぶ先々に色々なタイプの学生がいて、聞いていても楽しいキャラが揃っていました。
塾や学校で親としての心配事を聞いて下さって、本人が嫌がらないよう上手にやる気と学習のベースを作って頂いたお蔭で多くの苦手意識が克服され常に今目指すものを見据えて頑張れたようです。
皆さんの理解と協力があっての成長です。
私自身不安を漏らして周りの方にも心配をおかけしました。
でも、お陰様で最後にお世話になった先生方や皆さんに、喜んで頂ける成果が出せました。
有り難うございます。
娘は今進学する大学の友達作りに動き始め、その交流の中で大学で行われる英語のクラス分けの為の英語の勉強を少し気にするようになり、でもスマホが手が離れず・・・大学生のお洒落さんのファッションが気になって・・・といつも通りの現代っ子にすっかり戻ってます。
昔の頭の固い部分は改善されたようで、親のアドバイスにちょっとは耳を傾け、ついさっきまで頑なに否定していたことも、スマホでチェックして考え直すようになりました。

