控えめな金髪ボランチ・山口螢選手の最大の目標とは?
2014.01.16
昨シーズンから、セレッソ大阪の練習グラウンドには若い女性ファンが連日押し寄せ、「セレ女」(セレッソ女子)が急増中。そのワケは、日本代表の柿谷曜一朗選手や山口螢選手、ロンドン五輪代表として活躍した扇原貴宏選手や杉本健勇選手、さらに昨年トップチームに昇格した18歳の南野拓実選手といった、若きイケメン選手がそろっているから。
今回、セレッソ大阪所属で、W杯ブラジル大会を控えた2014年の注目株のひとり、山口螢選手を取材してきました。第一印象はすごく控え目な人だと感じた山口選手でしたが、インタビューでは積極的にたくさん話してくれる親しみやすい選手でした。
2012年のロンドン五輪に出場し、現在はザックジャパンで活躍している山口選手。代表でもチームメイトで1学年上の清武弘嗣選手ととても仲がよく、清武選手がセレッソにいたころは、練習でもプライベートでも、いつも一緒だったといいます。
ただ、2012年に清武選手がドイツのニュルンベルクに移籍してからは、ひとりで過ごすことが多かったそうです。そんなとき、「一人でいるのが気になっていた…飯に行こう!」と誘ってくれたのが、柿谷選手。それ以来、意気投合してプライベートでも一緒に行動することが増えたそうです。柿谷選手が声をかけてくれたことに、山口選手は今も素直に感謝しているといいます。
ふたりで買い物に行くこともあるそうで、そんな時は、山口選手曰く、ファッションにまったくと言っていいほどこだわりがない柿谷選手のために、「これが似合うと思う」と選んであげているといいます。
そんなふたりは、2013年7月の東アジアカップで、柿谷選手が得点王、山口選手はMVPを獲得! 各方面でふたりの活躍が大きく報じられましたが、そんな中、柿谷選手は「螢のプレーの良さが、雑誌や新聞など、たくさんのメディアで書かれているけど、本当の良さは一緒にプレーしている俺たちが一番よく知っている。彼の良さはもっとたくさんある」と山口選手を絶賛していました。
「柿谷選手はこう言っていましたけど、どうですか?」と山口選手に聞いたところ、「俺のことをのせようとして、そう言っているんですよ……」と照れまくり。女性の私からすると、そんな男同士の友情はとてもうらやましいものです。
さて、山口選手といえば、金髪。そのヘアスタイルにしているのは、「ボランチというポジションは目立たないから」髪で目立つようにして自分のプレーを見てほしいということが、主な理由だそうです。また、「引きの映像で試合を見たときに、自分がどこにいるかわかりやすい」ということも理由のひとつとのこと。控えめ目な印象だった山口選手からサッカー、そして自分のプレーに対する熱い思いを感じた瞬間でした。
現在の日本代表には、キャプテンの長谷部誠選手、ベテランの遠藤保仁選手という不動のボランチがいますが、その先輩たちについて聞くと、「長谷部さんのリーダシップはものすごいですし、遠藤さんは俯瞰でいろんなことが見えていて、ゲームの流れを読めて神様のよう」と、先輩たちをとてもリスペクトしているのが伝わってきました。それでも、ガツガツ激しいプレースタイルが身上の山口選手は、「自分はプレスをかけてボールを奪い、スタミナを武器にして走り回り、いろんなところでボールにかかわる選手になりたい」と、自らの持ち味を発揮して勝負する気持ちも見せてくれました。
山口選手は、自分の強みがどこにあるのかを理解していると思いましたし、自信を持って、何をやればいいかがよくわかっている。だからこそ、五輪代表でもA代表でも堂々とプレーできるのだろうなと思いました。
また、山口選手は欧州サッカーの試合を観るのが好きで、ほとんどの試合を録画して見ているそうです。外国人選手の情報にも詳しく、柿谷選手に「あの選手はどんな選手?」とよく聞かれるそうなので、どこのチームでプレーしていて、こうした特徴の選手、とすべて細かく教えているといいます。一番好きな選手は、同じMFとして参考になることが多いということで、ユベントスのチリ代表MF、ビダル選手。
現在、日本代表には山口選手、柿谷選手のほかに、香川真司選手、清武選手、乾貴士選手と元セレッソの選手がそろっています。山口選手はその全員と、「W杯で一緒にプレーできれば」と思うと同時に「自分はW杯で活躍したい。スタメンでピッチに立ちたい」とはっきり口にして、ザッケローニ監督へのアピールも忘れていません。
日本代表チームの起爆剤になれる山口選手のような若手が現れたことで、ザックジャパンのレギュラー陣も「ポジションは安泰ではない。うかうかしてられない」と思うはずです。W杯ブラジル大会は、高温多湿の過酷な状況と言われているうえに、移動も長距離ですから、スタミナに自信がある山口選手がいることは、大きなアドバンテージになると思います。
最後に、今後の海外移籍の可能性に関して質問してみたところ、その答えは、丸とバツの両方。香川選手や清武選手、乾選手が海外リーグで活躍する姿を見て、行きたい気持ちは「もちろんある」といいます。その一方で、「今の目標は?」という質問に対しての答えは、W杯や海外移籍ではなく「セレッソを優勝させたい」というもの。「今のセレッソのメンバーで勝たなくてどうするんですか」。本気でそう思っているのが伝わってくる力強い返事でした。
山口選手が目標をひとつずつクリアしていき、納得の行く道を歩みながら世界へ羽ばたくことに期待しつつ、6月のW杯ブラジル大会を楽しみに待ちたいと思います。
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蛍はいくでしょW杯!
柿谷くんよりもむしろ
代表の座堅いんじゃないか
って個人的には思ってる!!
2人ともいってほしいけどね( ´ ▽ ` )ノ
「一人でいるのが気になっていた…飯に行こう!」
柿谷くんかっこいいー!w
前から仲いいのかと思ってたけど
わりと最近だったんですね(*^^*)