▼“底なし沼”大宮、クラブワーストを更新する8連敗
ゲキサカ
8月28日 20時55分
[8.28 J1第23節 川崎F2-1大宮 等々力]
大宮アルディージャは敵地で川崎フロンターレと対戦し、1 2で敗れた。大宮の連敗は8に伸び、クラブワーストを更新。泥沼ならぬ“底なし沼”にはまり込んでいる。
ゲームは序盤に激しく動いた。前半3分、FW森谷賢太郎の浮き球パスで抜け出したMF中村憲剛が、前にでたGKをループシュートでかわし、ゴールネットを揺らす。同6分にPKで同点とされた川崎Fだが、同9分、反転でフリーとなったFW大久保嘉人が右足ミドルを放つ。ドライブ回転のかかったシュートはゴール右隅に吸い込まれていった。
前節同様にミドルシュートで得点を奪った大久保は、これで4試合連続ゴール。通算18得点とし、初の得点王へ向け、得点ランク首位を快走している。
1 2で敗れた大宮はこれで連敗は8に伸びた。先制点を許した直後の6分にFWノヴァコヴィッチが自ら得たPKを蹴り込み同点としたが、再び勝ち越しを許すと、同点、逆転する力は今の大宮にはなかった。
今季、J1無敗記録を更新したチームとは思えない体たらく。クラブワーストを更新する8連敗。監督交代の荒療治を行っても変わらない流れ。出口の見えない戦いが続く。
▼エース豊田2ゴール!!
鳥栖が国見高OBアベック弾のF東京を振り切り3連勝
ゲキサカ
8月28日 20時58分
[8.28 J1第23節 F東京2-3鳥栖 国立]
J1は28日に第23節を行い、8位のFC東京は14位のサガン鳥栖と国立競技場で対戦した。3試合未勝利(2分1敗)のF東京は、立ち上がりからボールを支配する。しかし、得点を挙げることができずにいると、前半39分にFW豊田陽平に1チャンスを決められる。その1分後にもFW池田圭に追加点を許し、2点を追う展開になった。攻めあぐねていたF東京だが、後半36分にFW平山相太、同39分にはFW渡邉千真が連続でゴールを決めて、試合を振り出しに戻した。しかし、鳥栖は同40分に再び豊田がゴールを決めて3 2で勝ち越す。終盤のF東京の猛攻も凌ぎ切り、鳥栖が3連勝を飾った。
F東京はMF米本拓司の出場停止に伴い、MF高橋秀人が先発入り。またDF加賀健一が2試合ぶりに、MF三田啓貴も7試合ぶりにスタメンに名を連ねた。対する鳥栖は、前節の仙台戦(1-0)と同じメンバー、布陣で試合に臨んでいる。
両チームともに慎重な試合運びを見せる中で、鳥栖は前半5分にFW豊田陽平がPA外からミドルシュートでゴールを狙う。しかし、これはGK権田修一が正面でキャッチ。一方のF東京も7分にMF石川直宏がPA外から左足のボレーシュートを放ったが、GK林彰洋に抑えられている。
前半12分には右サイドからMF長谷川アーリアジャスールがサイドチェンジのパスを送る。これを受けた三田がボールをまたぐフェイントから、右足でシュート。しかし、これもGK林にキャッチされた。集団でボールを奪いに来る鳥栖に対し、F東京はボールを大きく動かしながら、プレスを回避する。
ボールを保持しながら、なかなか前に入れられないF東京だったが、前半19分には右サイドの石川のクロスにFW渡邉千真がヘッドで合わせる。しかし、これは枠を捉えられない。同20分にはMF高橋秀人がミドルシュートでゴールを狙ったが、これもGK林にキャッチされた。鳥栖に圧力を掛け続けるF東京は、26分にも高橋のサイドチェンジから、左サイドでボールを受けたMF東慶悟がワンツーでシュートに持ち込むが、得点できない。
前半34分には左サイドでボールを受けた石川が縦に仕掛けるが、DFに潰される。こぼれ球に高橋が素早く反応し、東にボールがつながる。東はこれを巧みに前線に送ると、石川がトラップでボールを浮かせてシュートに持ち込む。しっかりとミートできず、シュートはGK林にキャッチされたが、ここからF東京は、より高い位置でボールを回し始める。同38分には、左サイドで高い位置を取った太田がゴール前にクロスを入れる。ファーサイドで三田がヘッドで合わせたが、GK林が枠外へ弾き出している。
耐える展開になっていた鳥栖だが、エースが仕事をする。前半39分、DF金民友がゴール前に入れたクロスに反応し、ヘッドをゴールに突き刺した。これで勢いづいた鳥栖は、その1分後にも、MF早坂良太がドリブルでボールを運び、左サイドの池田にパス。PA内に侵入した池田は、切り返しでDFをかわすと右足のシュートをゴールに突き刺した。
前半42分、F東京は2失点に絡んだDF加賀健一を下げて、DFチャン・ヒョンスを起用する。一方の鳥栖も前半終了間際に早坂が負傷し、FW播戸竜二がピッチに入った。この直後に前半は終了すると、F東京のゴール裏サポーターからは大きなブーイングが飛んだ。
後半の立ち上がり、今度は鳥栖が押し込む展開になる。5分にはCKに播戸がヘッドで合わせたが、これはわずかに右へ外れている。同10分には、鳥栖のFKのタイミングで隣の神宮公園で大きな花火が打ち上げられた。しかし、鳥栖は集中を切らすことなく攻め、同12分にはMF藤田直之がミドルシュートを放つ。ゴール前に人が密集していたため、処理が難しい状況だったが、GK権田が好セーブで3点目を許さない。
攻撃の形をつくれないF東京は、後半17分に石川と三田を下げて、FW平山相太とMFルーカスを起用して、早くも交代枠を使い切った。しかし、試合の流れは変わらない。後半26分には遅攻から、鳥栖が決定機をつくり出す。左サイドでボールを受けた播戸が、最終ラインの裏へボールを落とす。走り込んだ池田がGKと1対1の局面を迎えたが、渾身のシュートは左ポストを叩いた。
2点を追いかけるF東京も、ゴール前まではボールを運ぶ。しかし、ゴール前に人数を掛ける鳥栖の守備に苦しむ。それでも後半37分、左サイドから太田がゴール前にクロスを入れると、平山がヘッドで合わせて1点を返した。これで勢いづいたF東京は、2分後にも右サイドからのパスをピッチ中央で受けた渡邉が、反転してシュート。これが左ポストを叩きゴールに決まって、試合を振り出しに戻す。
さらにF東京は、後半40分にもPA内で渡邉が決定機を迎えたが、シュートはGK林に抑えられる。この守護神の好セーブに、再びエースが応えた。右サイドからMF水沼宏太が、DFとGKの間に最高のクロスを送り込む。そこに飛び込んだ豊田のシュートはGK権田が止めたが、弾いたボールは再び豊田に当たってゴールに転がった。再びリードした鳥栖は、GK林を中心にF東京の攻撃を凌ぎ切って3 2で勝利し、3連勝で勝ち点を26まで伸ばした。対するF東京は、これで4試合未勝利になった。
▼大迫12秒弾も高木俊ハットで清水が鹿島に逆転勝ち!
ゲキサカ
8月28日 21時3分
[8.28 J1第23節 清水4-3鹿島 アイスタ]
13位・清水エスパルスが、交代出場のFW高木俊幸のハットトリックの活躍によって4 3で鹿島アントラーズに逆転勝ちした。
試合はFW大迫勇也の電光石火の一撃によってアウェーチームがリードを奪う。キックオフからわずか12秒、鹿島は右サイドでの鋭いターンでDFを振り切ったMF遠藤康が一気に前進。そのまま左足アウトサイドでラストパスを送ると、ニアサイドへ飛び込んだ大迫が右足ダイレクトでゴール左隅へ流し込む。
圧巻の“ノーホイッスルゴール”。この日出場停止のMF小笠原満男に代わってキャプテンマークを巻いたエースがいきなり鹿島に1点をもたらした。幸先良くリードを奪った鹿島はさらに畳み掛ける。6分、遠藤の左CKをファーサイドのMF山村和也がヘディングシュート。DF2人の頭上から叩きつけた一撃はワンバウンドしてゴール右隅へ吸い込まれた。
一方の清水はFW大前元紀が鋭いターンから縦へ仕掛け、FWラドンチッチの力強い突進が相手のファウルを誘う。9分にはそのラドンチッチが右中間から放った左足FKがゴール左ポストを直撃。そして16分にはショートカウンターから右サイドをえぐると、その折り返しを受けたMF本田拓也が切り返しでDFをかわして左足シュートを放つなど反撃した。
2 0で試合を進めていた鹿島はここでアクシデント。本田のシュートをスライディングでブロックしようとしたMF柴崎岳が左足首を捻ったか、負傷交代を余儀なくされてしまう。すると清水は31分、相手のクリアミスを拾ったMF河井陽介が右サイドからクロスボール。これをDFの背後でコントロールしたラドンチッチが右足でゴールへ沈めた。さらに45分、ディフェンスラインからのフィードをラドンチッチが後方へそらすと、PAへ走りこんだ高木俊が頭でゴールへ押し込み、2 2の同点に追いついた。
清水の勢いは止まらない。後半4分、中央でポストに入ったラドンチッチが左サイドからPAへ走り込んだ高木俊へスルーパス。これを高木俊がコントロールから右足で勝ち越しゴールを叩き込んだ。鹿島も21分に遠藤の右CKをファーサイドの山村が折り返すと、対応した清水DFカルフィン・ヨン・ア・ピンがPA内で痛恨のハンド。幸運な形でPKを獲得した鹿島はキッカーの大迫が右足で右隅へ流し込んで3 3の同点に追いついた。
激しい撃ち合いとなった試合は終盤、清水が高木俊のラストパスをFW伊藤翔が決定的な形で合わせ、鹿島もセットプレーからCB岩政大樹がヘディングシュー トを放つ。そして42分には山村の絶妙な右クロスを大迫がワンタッチでゴールへ押し込もうとした。
開始12秒弾など存在感を示した大迫だったが、この日の“主役”は高木俊だった。後半43分、清水はスルーパスから交代出場のFW村田和哉が右サイドを抜けだすと、DFを外してゴールライン際からクロスボール。これを高木俊が右足ダイレクトボレーでこの日3得点目、決勝ゴールとなる一撃を突き刺した。
前半35分に戦術的な交代で投入されていた高木俊。今季ここまで19試合1ゴールと苦しいシーズンを送っていたFWの「ここまで本当に不甲斐ない結果ばかりだった。皆さんの後押しのおかげ」という“感謝の”大爆発によって清水が連敗を2で止めた。
▼扇原約40mのスーパーゴール!!
C大阪は仙台とドロー
ゲキサカ
8月28日 21時18分
[8.28 J1第23節 仙台1-1C大阪 ユアスタ]
5位・セレッソ大阪は、MF扇原貴宏のスーパーゴールによって11位・ベガルタ仙台と1 1で引き分け。アウェーで勝ち点1を獲得した。
リーグ2番目に少ない21失点のC大阪と3番目に少ない23失点の仙台。堅守が支える両チームの戦いは互いに譲らず、勝ち点1を分け合った。
右のDF酒本憲幸、左のDF丸橋祐介の両SBがオーバーラップから鋭いクロスを放り込んでくるC大阪に対し、仙台もサイド攻撃からFW柳沢敦がラストパスに飛び込むなど両翼から先制点を狙っていく。
先にスコアを動かしたのはホームの仙台だった。前半24分、仙台は左中間でボールを持ったFWウイルソンがDF間へ縦のスルーパスを通す。これをPAで受けたMF梁勇基がカットインからDF2人の間を射抜く右足シュートを決めて先制する。
仙台はさらに32分、ショートカウンターからウィルソンが決定的なシュート。ただC大阪は約1年ぶりに韓国代表へ選出されたばかりのGKキム・ジンヒョンがビッグセーブでゴールを守ると、絶妙なコントロールで縦パスを収めたFW柿谷曜一朗の右足シュートなどで反撃する。そして前半45分、C大阪は敵陣中央でパスを受けた扇原が思い切った左足ロングシュート。ゴール正面右寄り、ゴールまで40m近い距離から放たれた一撃は、やや前目にポジションをとっていたGKの指先を抜けてゴールへ突き刺さった。
扇原のスーパーゴールで同点に追いついたC大阪は、勝ち点3を目指して後半18分にFW杉本健勇とMF枝村匠馬を同時投入。直後の21分には丸橋の左サイドからの折り返しをMF山口螢が左足ダイレクトで狙い、22分にはPAからシンプリシオが右足シュートを放つ。
一方の仙台もFW武藤雄樹とMFヘベルチを相次いで投入して勝ち越し点を目指すと、35分には中央からパスを3本つないでウィルソンが右足シュート。38分には武藤が中央から左足ミドルへ持ち込む。ともに最後まで攻め合ったが、相手の堅守の前に決定的な一撃を打ち込むことができず、引き分けた。
▼俊輔が3年ぶり右足ゴール!!
横浜FMが浦和に3発快勝で首位再浮上
ゲキサカ
8月28日 21時23分
[8.28 J1第23節 横浜FM3-0浦和 日産ス]
J1第23節は28日、各地で9試合を行い、日産スタジアムでは2位横浜F・マリノスが3位浦和レッズに3-0で快勝した。横浜FMは前半27分、MF中村俊輔のゴールで先制すると、同29分にFWマルキーニョスが追加点。後半2分には中村が3年ぶりとなる右足のゴールで試合を決定づけた。この日、首位・広島が敗れたため、2試合ぶりの白星を挙げた横浜FMが1節で首位に返り咲いた。
中3日の連戦ながら横浜FMは前節・鹿島戦(1-2)、浦和は前節・清水戦(2-0)からメンバーの入れ替えはなく、同じ先発で臨んだ。
試合開始早々、浦和をアクシデントが襲った。前半5分、DF森脇良太がMF齋藤学との競り合いからピッチに落下し、左腰付近を強打。一度はプレーに戻ったが、同9分にDF坪井慶介との交代を余儀なくされた。
試合は中盤でのせめぎ合いが続き、両チームともになかなか決定機をつくれない。横浜FMは前半13分、左サイドからドリブルで仕掛けた齋藤がDF2人の間を突破。中央の中村につなぐと、こぼれ球をPA外からMF中町公祐が右足ミドルで狙ったが、わずかにゴール左へ外れた。
その後もこう着状態が続いた試合は思わぬ形で動いた。前半27分、浦和は自陣で坪井がバックパス。自陣PA内でボールを受けたDF那須大亮はプレッシャーを受けながらもパスをつなごうとしたが、MF小椋祥平に奪われ、中村が冷静に左足でゴールへ流し込んだ。
相手のミスを突いて先制した横浜FM。2分後の前半29分には中村の左クロスのセカンドボールをつなぎ、最後はマルキーニョスが鋭い切り返しで那須を振り切り、右足ミドルをゴール右隅にねじ込んだ。3分間で2ゴールを奪い、リードを広げると、その後も浦和の反撃に落ち着いて対応し、前半を2-0で折り返した。
後半立ち上がりにも横浜FMが加点した。左サイドからDFドゥトラがドリブルで駆け上がり、中央に横パス。PA手前でボールを受けた中村はドリブルで右に流れてMF鈴木啓太をかわすと、利き足とは逆の右足を振り抜いた。ゴール左隅に突き刺す弾丸ミドル。中村にとって10年8月29日の新潟戦(3-0)以来、3年ぶりとなる右足のゴールで3-0と突き放した。
3点ビハインドとなった浦和は後半7分、鈴木に代えてMFマルシオ・リシャルデス、同11分にMF平川忠亮に代えてMF梅崎司を投入。積極的に動いて反撃を狙うが、ゴールが遠い。横浜FMは後半19分、右サイドから仕掛けた中村のマイナスの折り返しを中町がシュート。これも決定機だったが、ゴール上に浮かし、4点目とはならなかった。
浦和は後半27分、FW興梠慎三が強烈な右足ミドルを放つが、GK榎本哲也が好セーブ。同29分には興梠の浮き球にパスに反応したMF原口元気が右足ボレーで狙ったが、またも榎本が鋭い反応で弾き出した。横浜FMは後半36分、マルキーニョスに代えてFW藤田祥史、同44分には中村に代えてMF佐藤優平を投入。主力をベンチに下げる余裕の試合運びで浦和の反撃を封じ込めた。横浜FMは2試合ぶりの白星で首位に再浮上。浦和は連勝が2で止まり、3試合ぶりの黒星となった。
▼甲府が5月3日以来のホーム白星!!
広島は1節で首位陥落
ゲキサカ
8月28日 21時37分
[8.28 J1第23節 甲府2-0広島 中銀スタ]
ヴァンフォーレ甲府がホームでサンフレッチェ広島を2-0で下した。前半8分にMF柏好文の得点で先制した甲府は、後半7分にもMF保坂一成のミドルシュートで加点。連勝を飾った甲府だが、ホームでの勝利は5月3日の磐田戦以来の白星となった。
残留を争う甲府が首位広島に快勝した。前半8分、ショートコーナーからボールを受けたFW河本明人がクロスを入れると、DF青山直晃が頭でそらす。これがファーに流れるが、拾った柏が豪快にゴールネットを揺らし、甲府が幸先良く得点した。
追加点は後半7分、左サイドでMF福田健介からのパスを受けた保坂が意表を突いた右足ミドルと狙う。シュート回転のかかったシュートは、日本代表GK西川周作も触れることの出来ないゴール右隅へのゴールとなった。
2-0で勝利した甲府は前節の湘南戦に続く2連勝。しかしホームでの勝利は5月3日の磐田戦(2-1)以来となった。「ここ3か月、サポーターの皆さんには悔しい思いをさせていた。絶対に勝とうという強い気持ちだった」と語った柏。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が視察に来てましたが、との問いには「アピール出来たと思います」と会場を和ませていた。
対する今季初めて無得点で敗れた広島。前節首位に返り咲いていたが、横浜FMが勝利したため、1節で2位に後退してしまった。
▼柏、今季最多の5発快勝!
9戦負けなしに
ゲキサカ 8月28日
21時59分
[8.28 J1第23節 柏5-2湘南 柏]
7位・柏レイソルは、FW工藤壮人とMF狩野健太がそれぞれ2ゴールを挙げるなど5-2で湘南ベルマーレに快勝。9戦負けなしとした。
工藤のゴールで先制した柏は1-1で迎えた後半6分、中央から右サイドへ展開すると、韓国代表の右SBキム・チャンスがクロスボール。これを中央の狩野が頭で合わせて勝ち越し点を奪う。狩野にとってはこれが柏加入後初ゴールだった。さらに11分にはショートパスを出し入れしながら相手DFを揺さぶると、MF栗澤僚一が絶妙な右クロス。これをファーサイドの狩野が再び頭で逆サイドのゴールへ流し込んで3-1とした。
同じく2得点を奪った工藤が「今日は僕より健太クン」と讃えた狩野の2発。3-1とした直後に湘南の新外国人FWステボが迎えた決定機をCB鈴木大輔のスライディングタックルで阻止した柏は17分、カウンターからFW田中順也がスルーパス。DFのギャップを突いてPAへ走りこんだ工藤が、左中間から左足ダイレクトでニアサイドを射抜くゴールを決めて3点差とした。
今季初めて4得点を奪った柏は22分にも左SB橋本和のクロスボールを中央の田中がゴールへ押し込み2戦連発。この日、柏はエースMFレアンドロ・ドミンゲスが前節に続いて欠場したが、「チャンスもらっているんで結果がほしいところだった。良かったです。目に見える結果出してアピールしていかないといけない身なので、そういう意味ではきょうをスタートとしてもっとトレーニング頑張りたいです」という狩野の活躍など今季最多の5得点を挙げて好調をキープした。
一方の湘南は0-1の前半44分に右サイドでMF大竹洋平が粘ると、MF古林将太のクロスをMF永木亮太が頭で押し込んで同点に追いつく。そして1-5から大竹がゴール。F東京から今月13日に期限付き移籍してきた大竹の移籍後初ゴールで意地を見せた湘南だったが、大量失点で5試合連続未勝利となった。
▼決定力の高さを見せつけた鳥栖FW豊田「それが自分の仕事」
ゲキサカ
8月28日 22時38分
[8.28 J1第23節 F東京2-3鳥栖 国立]
これぞエースの仕事だ。完全に試合の主導権をFC東京に握られた中で、サガン鳥栖のFW豊田陽平は、最初のチャンスをモノにした。前半39分、DFのマークを外した豊田は、左サイドからDF金民友が入れたクロスをヘッドでゴールに突き刺した。この一撃に触発されたチームは、直後にもFW池田圭が追加点を挙げて2-0とリードを広げる。
自身の先制点について「クロスは決めないと。それが自分の仕事だと思っているので。ボックス内で強さを出す、迫力を出すのが自分の仕事だと思っているので」と、振り返る。「相手より先に触ろうと思った」と、決定力の高さを見せつけた。
しかし、チームは後半36分、同39分と立て続けに失点を喫し、同点に追い付かれてしまった。昨年5月に対戦した際にもF東京から2点を先行したが、その後、残り15分でFW渡邉千真にハットトリックを許し、逆転負けを喫していた。酷似した展開に「一瞬、頭をよぎりました」と苦笑する豊田だが、「でも、僕たちはまだまだJ1に来て、間もないので。まだ2シーズン目なので、相性なんて考えたこともない。一戦一戦、らしさを出して勝つこと。それしか考えていない」と、気持ちを切り変えた。
その想いが、再びゴールという形で結実する。後半40分、右サイドのMF水沼宏太から送られたクロスに合わせた。ボールはGK権田修一に防がれたが、はね返ったボールが再び自身に当たり、ゴールに決まった。
「(水沼)宏太が『ここしかない』というところにボールを出してくれました。宏太もそう言っていましたが、互いのイメージを共有できたゴールだったと思います。綺麗なゴールではなく、泥臭いゴールでしたけど、チームが勝てたということで、一つ自分の中で良いゴールだったと思います」
明日29日には、日本代表のメンバーが発表される。「発表が明日だとは知らなかった」と言う豊田は「ゴールを決めることができて良かったですけど、もっともっとやらなければいけないことがありました。でも、得点できたところを前向きに捉えて、(発表を)待つしかないと思い ます」と続けた。
Jリーグの試合も、すぐにやってくる。現在3連勝中の鳥栖は、3日後にホームで名古屋と対戦する。「連勝したい」と言う豊田は、他の日本人ストライカーが得点を重ねていることも良い刺激になっているという。
「Jリーグで他の日本人ストライカーが点を取っていることも、刺激になっています。負けられないという気持ちもありますが、サッカーは難しいもので、簡単に点が取れるものではありません。とにかく一戦一戦、集中して。1秒1秒集中して、ということを心がけるしかないのかなと思います」。数少ないチャンスを、確実にゴールに結びつける鳥栖のストライカーは、継続を誓った。
▼J1第23節ノミネートゴール発表、俊輔の3年ぶり右足ゴールなど
ゲキサカ
8月29日 7時49分
Jリーグは28日、J1第23節のノミネートゴールを発表した。浦和戦で横浜F・マリノスのMF中村俊輔が後半3分に利き足ではない右足で決めたミドルシュートや、川崎フロンターレのFW大久保嘉人のドライブ回転のかかったミドル。ヴァンフォーレ甲府のMF保坂一成がゴール右隅へ決めた右足でのミドルシュートが選出された。
J1第23節のノミネートゴールは以下のとおり
・FW大久保嘉人(川崎F)
8月28日 対大宮戦 得点時間:9分
・MF中村俊輔(横浜FM)
8月28日 対浦和戦 得点時間:48分
・MF保坂一成(甲府)
8月28日 対広島戦 得点時間:52分
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2点を決めた大迫くん!
開始12秒でとかすごすぎるwww
