2011ー12振り返り GP第6戦ロシア杯 | Shining Star★+。*

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最終戦ロシア杯!
長いからか女子男子にわかれてますね
(・∀・)
1つずついきます 



【女子】

NHK杯に続き復調の兆しありの浅田真央。ニコライ・モロゾフにコーチを変更したベテ ランのアリーナ・レオノアに、いち押しの若手アデリナ・ソトニコワ(ともにロシア)。スケートの質の素晴らしさと品の良さを持つ、北欧の女王のキーラ・コルピ(フィンランド)ら粒のそろった大会が始まった。

真央はNHK杯から少し落ち着きを見せているようで、表情も明るかった。自立している感じが見て取れたし、誰とでもハキハキと話をしている点は良い兆しと言えるし、試合に向かって大丈夫と感じた。SPでもトリプルアクセルを回避し、勝つことで自信をつけていくことが大事と考えた。佐藤コーチもダブルアクセルにすることが次につながると考え、トレーナーとの連携を組みながら導いた結果だった。タチアナ・タラソアの振り付けで、新しいジャンルのシェラザード。透けたブルー掛かった紺色のコスチーム。少し、セクシーに見えた。始めのダブルアクセルは高く軸が通り、回転も速く、技術評価の加点が高く評価され るジャンプを披露した。続く3回転フリップ+2回転トーループは無難にこなし、これも加点評価。得意の3回転ループは危なげなくクリアー。スピンの要素では全てがレベル4ではなかったが、ポジションニングは浅田らしさが出ていて好感が持てた。ストレート・ステッ プシークエンスはレベル4を取れ、曲想を生かしたステップは良かった。スピードは控えめだったが、確実に要素をこなす為だったと感じた。5コンポーネントは思いの
ほか伸びな かったが、1位で好発進した。

フリーは昨年同様のリストの「愛の夢」。落ち着いてのスタート。冒頭のダブルアクセル。3回転ではないので余裕があり、ランディングも伸びやか。3回転フリップ+2回転 ループのコンビネーション・ジャンプはリズムがあり、軽い感じで曲にマッチ。3回転ルッツでバランスを崩し手を付き、間違ったエッジもありで減点。ダブルアクセルはステップアウトで減点。3回転サルコーが2回転にはなったが、3回転フリップ+2回転ループ+2回転ループのコンビネーションは歯切れが良く、最後のジャンプを3回転ループで締めくくった。スピンはポジションにオリジナリティがあり、浅田の良さを強調していた。ストレート・ステップシークエンスも曲想を生かしたステップで彼女を可憐(かれん)に見せ、少し大人びた感じが印象的だった。最後のコレオ・スパイラルは心憎い演出だ。さすが、ロー リー・ニコルの振り付けだと感じた。5コンポーネントもSPより高く評価され、フリー1位で優勝。GPファイナルへと久々の参加となった。

レオノアのSPの曲は「パイレーツ・オブ・カリビアン」。モロゾフ・コーチが振り付け、映画の印象を氷上に投射した形のモチーフで滑った。3つのジャンプ要素の続けての成功は、プログラムが力強く感じるクライマックスの一つだ。3回転トーループ+3回転トーループのコンビネーションは特に曲に合わせた力強さを見せてくれた。単独のジャンプは3回転フリップ、またダブルアクセルもスポーティーな美しさを見せてくれた。ストレート・ステップシークエンスも映画のシーンを再現、レオノアをエリザベス・スワンに仕立てての熱演。3つのスピンも海賊の荒々しさも感じるポジションも独創的ともいえるだろう。最後のコンビネーションスピンの軸の流れはもったいなかった。エキジビション・マッチという 感じはあるが、新しい試みのインスピレーションには驚きを覚えた。表現力を発揮することは出来たが、モロゾフの作品においては、要素の確実性を求めるがあまり、常に、つなぎのステップの軽減は多少研究の余地はあるように感じた。2位と好発進でフリーを迎えた。

フリーは「レクレエム・フォー・ドリームからのレクレエム・フォー・タワー」。この曲 選びもなかなかだ。大人のエモーションを感じると共に、少し難しいビートを上手くこなすよう振り付けている。2つのプログラムを考えた時、その「動と静のコントラスト」のあり方、ジャッジを引き付ける能力には感心。ソチ五輪に向けて、日本に挑戦状をたたきつけてきた感じもする。その手始めのプログラムだからこそ、SPもフリーにも力が入るのだろう。演技の方は3回目の大会ということからもだいぶ仕上がってきたように感じた。3つ続けてのジャンプ、3回転トーループ+3回転トーループ、3回転ループ、3回転ルッツと素晴らしい質の高いジャンプを氷上のアスリートとして演じた。しかし、ルッツは間違ったエッジで減点。3連続の3回転サルコー+2回転トーループ+2回転ループの最後のジャンプの回転不足。3回転トーループ+2回転トーループが2回転になってしまい、プログラム最後のダブルアクセルは転倒。それがダメージとしてジャッジたちに作用してしまった。スピンは全てレベル4、曲想に合わせてのポジション構成は中々良い、ストレート・ステ
ップシークエンスもよいモチベーションを持って滑っている。プログラムを通じて、秘めた情熱が感じられたし、フットワークもよくなってきて、表現力も増してきている。しぶとく勝負をかけてきて2位、ジャンプのミスが大きく響き2位で総合2位。GPファイナルにもう一度、勝負をかけるつもりだろう。女子のカテゴリーの終わった後、優勝できなかったせいか?モロゾフ・コーチの落胆ぶりはかなりのものだった。ただ、この曲は安藤美姫の為に選んであったのではないかと、脳裏をよぎった。エキジビションにも使う「レクレエム」このシリーズは美姫のもの…。彼女が演技したならもっと完成度が高いだろう。そして、高度な質の高いものになるだろうに…と勝手に想像してしまった。

今年もっとも注目されている若手のソトニコワ。プレッシャーも相当なものがあり、中国杯ではパーフェクトな演技が出来なかった。今回は地元ということでもあり、ますます周りの期待に応えようとの思いが確実なジャンプに結びつかない様子だった。身長も伸びバランスを取るのが大変だということも聞いていた。GPファイナルに残る為には、ここで優勝なら確実、2位であれば得点の総合計の勝負という事。厳しい状況に立たされての大会だった。タラソワの振り付けで、曲は「ボレロ」。プログラムの最初は得点源の3回転ルッツ+3回転ループに挑んだ。失敗が許されないSPなのに最初のジャンプで転倒してしまい、マイナス3という大きな減点を余儀なくされた。次のジャンプの3回転フリップ+2回転トー ループでリカバーするところは鍛錬が行き届いている。スパイラルからのダブルアクセルの構成は得点を取れるように配慮のあるものだった。3つのスピン要素はレベル4と高度なポジションを体の柔軟性の特徴を生かし、曲想のビートに合わせながら、演技をした。レイバックスピンなどはパールスピンを入れ、彼女の良さを際立たせた。しかし、ジャンプ
ミスが大きく響き、全体的にスピードによるメリハリも今一つで、難しいステップは曲調には反映しいているがそこから思いが伝わらない。難しいフットワークも随所に入れながら効果が出ない。なんとなくボレロという存在の大きさに負けてしまった感じがある。強気で勝負が出来ていた昨年のようにはいかないもどかしさが、演技の中には出ていた。3位でフリーに望みをかけた。フリーの曲は浅田と同じ「愛の夢」。タラソワ氏の作品だ。その選曲はタラソワ氏とニコル氏、ユーラシアとアメリカ大陸の大御所である振付師たちとの戦いも一つの見どころだった。勝たなければいけない、良い所を見せねばという気持ちが、ソトニコアを弱気にしてしまったようだった。ジャンパーでもあるという所の最初の見せ場である3回転ルッツ+3回転ループ、難易度の高いコンビネーション・ジャンプでステップアウトと間違ったエッジで減点。3回転フリップで転倒しコンビネーション・ジャンプにはならなかった。スピンは全てレベル4と、ソトニコワの特徴がよく出ているしなやかなものだった。プログラムを通じてスピードの緩急、スケーティングの質、さらにシャープさや、エッジ
の高度な乗り分けが出来ていないように感じた。一つ、一つは良いものがあるが、作品ととらえ た時、バラバラに感じてしまう。まだまだ大人の仲間入りするのは時間がかかりそうだ。3位で総合3位。GPファイナル行きを逃してしまった。

激戦区での戦いとなった今井遥は疲労骨折で調整が遅れ、準備が整わないままGPに突入する厳しいものになった。新しい振付師、佐藤由香氏の選曲と演出は彼女の良さを引き出していた。SPはメンデルスゾーンの「無言歌集作品109」。やっと、新コーチの有香&ダ ンジェン氏から、跳ぶことを許可された3回転フリップを入れたコンビネーションを成功さ せた。ステップからは得意の3回転ループ、ダブルアクセルは少々のミスが発生、減点の対象にもなってしまった。全スピンはレベル4、遥の得意な部分は見せ場として効果はあった。しかし、スピードの欠く滑り、もう少しの深いカーブあるシャープなスケートがあった なら、5コンポーネントも上がってきただろう。全体的に見たら、上品さのあるスケートと プログラム構成、もっともっと、鍛練する必要性を感じた。6位と強豪メンバーの中ではな かなか順位は取れなかった。

フリーでは、いいジャンルの選曲。ジャズを基調の「マイフェア・レディ」。レディに仕立て上げるのはまだまだ先になるだろうが、フリーでも可能性は見せてくれた。3回転ループのオバーターンで予定のコンビネーション・ジャンプにはならなかった。3回転ルッツでは体が開き、両足着地とジャンプが決まらなかった。得意のスピンも、軸と回転の遅いこ と、いつもの「遥スピン」で加点を多く稼ぐことは出来なかった。全体を通じてスピード感がなく、プログラムが映えてくることを妨げているようだった。基本を習得することが必須 条件になるだろう。あれよ、あれよと思っているうちに4分が過ぎてしまった。まだまだ、演技よりも曲の方が耳に入ってくる。フリーの結果は6位で総合6位。有香コーチも彼女の 才能にはびっくりしている。上手く育ててくれるといい。少し遅咲きでも、全日本には見違える、ハツラツとした今井遥に期待する。



遥ちゃん好きです
がんばってほしいなヽ(^0^)ノ