今晩は、ILSです。
今日は私のお勧めの本を紹介したいと思います。
それは理系の子です。
科学系のノンフィクションで、登場人物は12人の高校生。
彼らの純粋さと熱中して研究に打ち込む姿に感動します。
文章はスピーディで、分かりやすく書かれており、
中学生でも読める本に仕上がっています。
本書は、少しでも科学に興味のある中高生に読んでほしいと思います。
舞台はインテル国際学生サイエンスフェア。
毎年アメリカで開催される高校生の科学オリンピック。
賞金総額は4百万ドル以上、世界50か国から1500人の高校生が集まり、
6日間をかけて研究成果を競う大会です。
動物科学、分子生物学、コンピューターサイエンス、
地球科学、環境マネージメント学、数理科学など17部門に分かれて審査・表彰されます。
本書を通じて大変驚かされるのは近年のアメリカのサイエンス教育の充実ぶりです。
オバマ大統領は、「科学者と技術者は、人々の見本として、
スポーツ選手や芸能人とともに肩を並べるべきだ」と発言しています。
日本も科学者にもっと焦点をあててほしいですね。
私も科学の素晴らしさをこのブログで伝えていきたいと思います。
ILS