今晩は、ILSです。
今日はイギリスで発表された、水だけを燃料にして高温の火炎を作り出すガスバーナーを紹介したいと思います。
これまでの技術に比べて、安全かつ安価に火炎を生成することができるため、安全性が求められる工事現場などへの展開が期待されます。
水から炎を作り出すというのはSF的なようにも聞こえますが、こういた技術が現実のものになってきているというのは、非常に興味深いことですね。
この技術が進めば、水だけから電気エネルギーに変換することも可能かもしれないです。
すごいですねー。地球上は水がいっぱいあるので、無限の可能性がありますねー。
従来のファイアーバーナーでは、アセチレンやプロパンなどといった燃料のガスボンベを接続して使用していましたが、これらのガスは可燃性であるため、引火爆発の危険性が非常に高いものでした。しかし、今回開発されたバーナーでは水の電気分解により生成した水素と酸素を燃料として使用するために爆発のリスクは大幅に減少するほか、燃焼によって一酸化炭素などの有害ガスもほとんどないとのこと。
このようなコンセプト自体は以前からあったものの、電気分解に必要な膜材料が高コストであったこと、電気分解の反応速度が低かったため、実用化には至っていませんでした。しかし今回、独自技術によりこれらの問題をクリアーすることが可能になり、ガスバーナーに使用できるほどの生成効率を実現するに至ったとのこと。
参考文献
http://ggsoku.com/tech/making-fire-from-water/
ILS