楽しそうな釣り人たちと釣果の思い出。
あたしが。
「うええええええええ~」
ってしている間に。
うちのご主人さまがたくさんの思い出写真を撮られてたようで。
カメラに写真が入ってた。
その様子がさ。
もう。
なんとも。
楽しそうなことよ。 うらやましすぎる。
これは釣りの思い出達です。 あたしは「うええええ」しかしていない釣りの。
PM 7:50 竿を投げる釣り人達。
さぶろー山「もうね。この時点で結構、鰺とか鯖は釣れてたんだよねー。」
へぇ。
ちょうどあたしが胎児になろうとしてた頃ね。
胎児になれなくて。
船底にすらなれなくて。
もう必死こいてもがいたまさにその時。 の写真がこれか。
PM 8:07
さぶろー山「これこれ。俺、これを見せたかったんだよなぁ。」
さぶろー山「海の中に集魚灯を入れてるんだけどね。
そうすると、小さい魚がうじゃうじゃっと寄ってきてさ。
その魚を狙って、大物魚が集まってくるわけよ。
光は綺麗だし、魚は獲り放題だし。
あ。この光の中のうじゃうじゃってんの、魚ね。」
そうだね。
あたしも見たかった。
立ち上がることさえできれば。 この時間、あたしは泣いていました。
え。
この時間にもうヒラメ釣れてたの?
さぶろー山「そーなんさー。今回の釣り、すんげーヒラメがかかってさー。」
さぶろー山「もうさ。ボッコボコと釣れんの。」
さぶろー山「みんなじゃんじゃんヒラメあげてさ。」
さぶろー山「すんげーヒラメの入れ食いだったんだよねー。」
え。
そんなに釣れたなら・・・
その時間に帰らせてくれても・・・・・。
さぶろー山「それがさ!奇跡的にも、親父のとこに全然かかんなくて! 」
ああ・・・
なぜ、そんないらん奇跡・・・
さぶろー山「そしたら、もー。親父が駄々こねちゃって。そら大変よー。」
ああ・・・
お義父様・・・
PM 8:23
さぶろー山「そうそう。お前のピクニック弁当も食っておいたからー。」
ああ・・・
誰よりも楽しみにしていたあたしのピクニック弁当・・・。
でも、この時間のあたし・・・
おにぎりとか想像しただけで「うええええええ~」。
PM 8:30
さぶろー山「おにぎり食ってたら、親父んとこに黒ダイがかかって!!!」
うっきうきで針はずしてるお義父様・・・
ちょうどあたしが、
「思い起こせば回想」をしている頃だね・・・。
さぶろー山「ほらほら。黒ダイ。いいサイズだったんだよな。」
そうだね。
喜ぶお義父様の顔が浮かぶようです。
あたしは泣いていましたが。 おいおいと。
さぶろー山「親父も黒ダイかかったし。俺はね、ここで帰ろうって言ったんだよ?」
ええ。
そうですね。
PM 8:30って、
きっと涙しかでなくなってた頃ですよね。
さぶろー山「そしたらさ。親父がイヤイヤって言うんだよ。」
ああ・・・
さぶろー山「黒ダイじゃ納得できねーって。」
ヒラメ様・・・
次回はどうかお義父様のところへ・・・
さぶろー山「おかめもひなも完全に死んでるしさー。なのに、親父はイヤイヤするしさー。
どうしようかと思ってたその時に・・・」
その時に?
さぶろー山「ついにキタ!こいつが!!! 」
PM 21:40
さぶろー山「親父の元にようやくキタ、ジャ~ンボスズキ!!」
全長80cm超のジャンボスズキ。
さぶろー山「そしたら親父、ちょー喜んじゃって。喜んじゃって。」
そうでしょう。そうでしょう。
大喜びだったでしょう。
さぶろー山「大喜びで、よし。帰ろうかーって。」
ありがとうスズキ。 あたしの命を救った恩人は君だ。
さぶろー山「でもねー。ホントに全員が大漁だったんだよなー。」
ヒラメに鰺に鯖に黒ダイにスズキに。
本当に大漁だった模様です。
さぶろー山「あー。また行きたいなー♪」
そうですかー。
さぶろー山「次はおかめも釣ろうね!!!」
そうですねー。
しばらくはね。
あたしは陸が好き。
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船はイヤ・・・。



