お盆旅行記⑦~涙の岩手出発~
穏やかな昼下がり。
さぶろー山はゲームをし。
ひなはONEPIECEを読み。
あたしは指しゃーに萌える。
長らく続いております旅行記。
もう2~3回書いたら終わりますので、
今しばらくお付き合いくださいませ。
8月14日。
AM5:30起床。
誰より早く目覚めたな。
と、思ったら。
すでにお父様もおばあ様もあわびも起きていて。
ご飯までもが完備されているから素晴らしい。
あたし「おはよーございまーす!」
あわび「おお。早いねー。」
あたし「うん。いい匂いがして起きちゃった♡」
あわび父「そうかそうか。ささ。起きがけの一杯だけど、好きなだけ食べて食べて。」
あたし「ワーイ♡いっただっきまーす!」
あたし「鹿ウマーイ!!!」
おかーさん作の鹿肉しぐれ煮。
臭みなんて全ッ然なくて。
超うま。
激うま。
ばかうまー。
おとーさん「ほらほら。こっちにホタテもあるよ~。」
ほんの少し前まで、
えらい夏バテを起こし、
これ以上体重が落ちたらマジでやべー!
ってところまできていたアタシですが。
岩手の涼しさに触れ、
おとーさんの笑顔にヤラれ。
夏バテなんぞいうものは、
とうの昔にどこかへ行ってしまい。
1日6食を思い出させるかのような食欲を発揮し。
ご飯は2杯。
ホタテは3個。
お煮しめに鹿肉しぐれ煮までいただきまして、
その後おばーちゃんが出してくれた素麺までもをたいらげました。
(素麺は2杯です。)
あたし「うーん。今日も元気いっぱい。岩手最高♡」
マジさいこー。
そんな、さいこー美味い朝ご飯を頂戴したら。
岩手って、この時期にお外で化粧ができるくらい涼しい。
すごいよね。
今、8月ですけど。
世間猛暑ですけど。
四万十40度超えとか言ってますけど。
そんな時期に。
お外で化粧をしても。
全く崩れない。
あたし「岩手すごーい♡」
と。
無事に顔の準備もできたところで。
おばーちゃん「ゆべし切ったけど、どうですかー。」
嬉しいお茶のお誘い。
あたし「はーい♡今行きまーす♡」
ゆべしもいただきました。
(ゆべしは4個です。)
そして。
朝から元気なあたしとは対照的に、
異常なほどの低血圧っぷりをみせる男、さぶろー山。
さぶろー山「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
あたし「ご飯食べないの?」
さぶろー山「ご飯はいらないけれど・・・かゆみ止めを・・・ムヒをくれ・・・」
あわび「ムヒはないけど、オトギリ草ならあるよー。」
さぶろー山「え。何これ。」
あたし「え。知らないの?」
さぶろー山「え。どうやって使うの?」
あたし「え。脱脂綿にちょいちょいっと出して、それをかゆいところにペタペタするんだけど。」
さぶろー山「え。なんなのこれ。オトギリ草って何?」
あたし「え。マジで知らないの?」
さぶろー山「え。マジで知らないんですけど。」
あんな田舎っ子なのに、
オトギリ草を知らないこと自体びっくりですけど、
この3日間で、
さぶろー山は50ケ所以上蚊にさされた。という話。
蚊に愛される男。
そして。
楽しかった岩手滞在もいよいよ終盤。
たった3日間のお付き合いだったけれど、
自分の家のようにくつろぎ、
自分の部屋のように過ごせたあわび家。(至れり尽くせり。)
エプロンまで持参したあたしは、
この3日間、
本当に何もせず、
ただただ、
ひたすらに食って、
ひたすらに遊んで、
ひたすらに至れり尽くせりを満喫して。
ひたすらにバカ嫁っぷりを発揮した。
と、いう話です。
ハイ。
ええ。
寂しいけれど、お別れの時です。
あたし「本当にお世話になりました!」
あわび父「いやいや。こんな田舎に3日も滞在してくれて、嬉しかったよー。」
さぶろー山「いやいや、とんでもない。すごく快適に過ごさせてもらって。本当にありがとうございます。」
ひな「ありがとうございます。」
あわび父「ひなちゃん、また来年もおいでー。」
ひな「うん!ありがとう!」
それじゃあまた!
と、
車に乗り込み、手を振るあたし達を見て。
あわび父が言う。
あわび父「3日も一緒にご飯食べて、一緒に眠ったんだ。みんな俺の家族だぞー。」
初めてお会いして。
ほんの3日間だけの滞在だったのに。(それも何の役にもたてなくて。たたなくて。)
私たちを「俺の家族だぞ。」
と、言ってくれたおとーさん。
おとーさん「俺はさよならとは言わないし、バイバイとも言わない。別れの言葉は言わないよ。」
別れの時がきても、
別れの言葉は口にしたくない。
と、言うおとーさん。
あわび父「旅立ちにふさわしい言葉は、いってらっしゃい。」
なんていい事を言うんだろうと思った。
あわび父「いってらっしゃい!!!」
なんの縁もないあたし達を、
盆の忙しい最中に寄せてくれ、
自分の家のように過ごしてくれ。
と言えるその温かさ。
たった3日のお付き合いだったのに、
みんな俺の家族だ。
俺の子供だ。
と、迎えてくれるその温かさ。
いってらっしゃいの言葉には、
帰ってこいよ。の願いが含まれる。
縁も縁もないあたしたちを。
そう言って送り出してくれるその温かさ。
あわび父「俺はな、本当に嬉しかったんだ。旦那さんがたっくさんの物資を持ってここに来てくれた時。」
あたし達夫婦は、
個人個人で付き合える友人は多くとも、
夫婦として。
家族として付き合える友人は、
そう多くはない。
あわび父「何の危険も顧みず、ただただひたすらここを目指してくれた時。」
大切な人の。
大切な家族の。
一大事かもしれないその時に。
ただ、家で祈るだけ。
なんてこともできなかったあの日。
あわび父「なーんにもなくなって。本当に困り果てたあの時。」
運転の交代要員くらいにはなるだろうと。
さぶろー山のケツを叩き、
役には立たないかもしれませんが、お邪魔もしません。
湯たんぽくらいにはなりますので、是非。
と、無理矢理さぶろー山を車に詰め込んだ。
あわび父「見えた光はスーパーマンのようだったよ。」
たくさんの物資を詰め込み。
ひたすら岩手を目指したさぶろー山とあわび。
あわび「いろんなもん届けてもらって、本当に助かったけれど・・・やっぱり一番嬉しかったのは。」
日本中の物資が不足し、
大混乱に陥ったあの日。
あわび父「その気持ちなんだよな。」
あたし達のその判断が正しかったかどうかは分からないけれど、
ここに、喜んでくれた人がいる。
ありがとうと言ってくれる人がいる。
家族だと言ってくれる人がいる。
沢山の温かさを胸に抱き。
東北の 温かさに触れ 帰路につく。 BYちーさま川柳。
東北は温かい。
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ありがとうございます。ぺこり。ぺこり。
おとーさん。おかーさん。おばーちゃん。
絶対にまた帰ります。
(今度はまな板と包丁も持参します。)





