家族。
フランソワが体調を崩してから。
あたしが24時間看病できるように。
できるだけフランソワのそばにいられるように。
家族みんなが支えてくれた。
買い物や用足しは、はるかが全部代行してくれて。
ひなは、自ら宿題を片付けて、怒られないようにしてくれた。
さぶろー山もめいいっぱい助けてくれて。
おかんは、洗いものをしてくれて、
ご飯も作ってくれた。
(ちょっと炭みたいな魚だったけど。)
家族みんなが支えてくれる。
あたしは何もせず、
フランソワに話しかけて。
フランソワの背中を撫でて。
一日中、そばにいられた。
うまく言葉にならないのだけれど、
家族ってすごいなぁ。
家族っていいなぁ。
家族ってありがたいなぁと思った。
みんなに感謝したい気持ちがいっぱい。
感謝してもしきれぬ想いがある。
日曜日。
フランソワの心臓病が分かって。
手術もできず、どうすることもできない状態だという説明を受けた。
先生に、「何を食べさせてもいいので、欲しがるだけあげてください。」と言われた時、
長くないんだなと思った。
でも。
フランソワは、自分で立って。
自分で歩いて。
トイレに行った。
ドライフードは食べれなかったけど、
茹でたささみをあげたら。
喜んで食べた。
月曜日。
フランソワを元気を分けてあげたくて。
家族みんなで焼肉をした。
さぶろー山が、「フランソワに和牛をあげてみよう!」と言い出し、
あたしは、「フランソワは牛肉より鶏肉が好きなんだよ。」
と、反対した。
(だって、うちの子はささみが好きなんだもん。生まれてこの方、牛肉など食ったこともない。)
ところがどっこい。
茹でたささみをあげたら、全然食べてくれず、
一枚5000円の高級和牛をあげたら、
それはもう、嬉しそうに和牛を食べまして。
「フランソワって・・・実は牛肉が好きだったんだねえ。」
と、みんなで笑った。
「これから先、和牛しか食べなくなったらどうしよう。」
と言い、
「すっかり贅沢になっちゃって。うちが破産してしまいそうだねえ。」
と、みんなで笑った。
呼吸は苦しそうだったけど、
歩くこともできた月曜日。
お皿から水も飲めた。
お気に入りのソファの上にのぼろうとしていたので、
のせてあげたら、
安心した様子で昼寝もしていた。
火曜日。
夕方、フランソワが発作を起こした。
手足が痙攣して、
全身で息をするような状況に陥り、
慌てたあたし達は、
動物病院に電話をしたけれど、
やっぱりどうすることもできなくて。
命の期限というものを改めて思い知る。
発作自体は10分ほどでおさまったけれど、
自力で立ち上がることが難しくなった。
今までは、昼はリビングで過ごし、寝る時は2Fの寝室に連れていって、一緒に寝ていたのだけれど、
移動させること自体が困難になってきたので、
リビングの、フランソワの一番お気に入りだったソファの上にフランソワを寝かせて、
その隣にあたしが座って。
一晩中2人で過ごした。
この際、トイレなんてどこでしてくれてもよかったのだけれど、
ペットシーツの上じゃないと用が足せない様子だったので、
2時間に一回ずつトイレに連れて行って、
用を足させた。
お薬のせいなのか、
喉がすごく渇くようだったので、
1時間に一回ずつお水をあげた。
フランソワが呼吸をする度、
ピューピューと音が聞こえるようになった。
水曜日。
自力で水を飲むことが困難になってきたので、
スポイトで水分補給をするようにした。
ささみをあげたけど、全然食べてくれず。
ロールケーキをちょっぴりあげたら、
見事に食い付いた。
生クリームが体に良くなさそうなので、スポンジの部分をあげていたのだけれど、
やっぱりどうして。
生まれて初めての生クリームは相当美味しかったらしく、
スポンジではなく生クリームが食いたいと言い、
スプーン二杯ほどの生クリームを舐めて。
ご満悦な様子だった。
夕方、来客があった時、吠えた。
子犬の頃から全然吠えない子だったけれど、
来客があった時だけ「ワンワン。」と、知らせてくれたフランソワ。
「こんなになっても番犬してくれるんだねえ。」
と。
「おりこうさんだねえ。」
と。
みんなでフランソワを褒めた。
夜はリビングで過ごした。
呼吸をするのがすごくつらそうで、
前日よりもピューピューという音が大きくなり、口を開けないと息ができない様子だった。
眠ってもすぐに目を覚まし、
人気がなくなると人を探した。
目はもう見えていない様子だったけど、
物音には敏感に反応して、
常に人気を欲しがったので、
あたしがオムツをしようかと思ったくらいだった。
耳の後ろを撫でてあげると少し眠れる様子だったので、
一晩中撫でた。
何もしてあげれないけど、
いっぱい撫でて、
いっぱい話しかけて、
いっぱい名前を呼んで。
二人で朝を迎えた。
木曜日。
この日はさぶろー山もお休みをとってくれて。
朝一番に和牛を焼いてくれた。
小さく切った和牛をあげてみたのだけれど、
固形物はもう無理な様子で、
口に入れて噛むことができない感じだった。
何だったら食べれるだろうって、みんなで考えて、
生クリームをあげたら美味しそうに舐め、
ヨーグルトをあげたら美味しそうに舐めた。
ヨーグルトが食べれるならヨーグルトをあげよう!
と、思い、(ヨーグルトのほうが体によさそうだし。ね。)
はるかとさぶろー山に買い物に行ってもらった。
お二人さん、いろいろ気を使ってくれたのか。
生クリームにヨーグルト、犬用の高カロリー栄養補助食など、
フランソワの食べれそうなものを片っ端から買ってきてくれた。
とても暖かかった木曜日。
はるかとさぶろー山がお買いものに行ってる間。
あたしが「またお散歩に行きたいねえ。」と言ったら、
耳をピーンとさせて、起きあがろうとしたので、
ソファの向きを変えて。
窓を開けて。
お外の空気を入れた。
そよそよと流れる風にフランソワの毛並みがなびいて。
今にも歩き出しそうだった。
「元気になったらまたお散歩に行こうね。」
と言うと、
嬉しそうにして、
入ってくる風の匂いをクンクンしていた。
でも。
宅急便屋さんが来た時は、
吠えれなかった。
午後になると、
ピューピューという呼吸の音がさらに大きくなり、
口を開け、全身で呼吸をしている感じだった。
一分一秒ごとに容体が悪くなり、
悪化さが、手にとるようにみえた。
ピューピューという呼吸の音が、
苦しい苦しいって言ってるように聞こえて。
みているあたしもせつなくて。
早く楽にしてあげたいと思った。
たとえ、もう会えなくても。
フランソワが少しでも楽になれるのなら。
とも思った。
そんな中。
フランソワは、懸命に水を飲み、
高カロリー補助食を舐め、
ヨーグルトを舐めた。
その姿が、
生きたい。
と言ってるようにも見えて、
ただただ、耳の後ろを撫でた。
午後4時。
フラフラしながらも、
寝転がっていたさぶろー山の隣まで歩き、
大好きな腹枕の体制に落ち着いた。
フランソワの大好きな場所。
さぶろー山の腹枕。
抱っこすると呼吸が苦しそうすぎて、
なかなか抱っこしてあげれなかったのだけれど、
人肌が恋しかったんだなぁと思った。
フランソワごめんね。
元気になったらいっぱい抱っこしようね。
と、めいいっぱいフランソワを撫でた。
4時半くらいにひなが帰ってきて。
ひなに撫でてもらったフランソワは、
満足そうに目を閉じて、
少し眠れた様子だった。
5時をすぎ、おかんが帰ってきた。
おかんに撫でてもらって。
名前を呼んでもらって。
安心した風に、嬉しそうにしながら、
全身で呼吸をしていた。
この日。
朝から何度もトイレに連れて行ったのだけれど、
一度も用を足せてない状態だったので、
5時半にもう一度トイレに連れて行った。
フランソワは、もう座ることすらできなくて、
その場に倒れた。
長くない。
どうすることもできない。
最後は家族で看取ってあげよう。
日曜日からずっと心に決めていたことだけれど。
それでもやっぱり。
病院なら何かしてくれるんじゃないか。
助かる方法があるんじゃないか。
もしかしたら。
と、奇跡を信じる。
倒れたフランソワを目前にし、
さぶろー山にどうするか聞かれ、
病院に行って。
お願い病院に連れて行って。
と叫ぶ。
フランソワを抱いて、
さぶろー山と病院に向かう。
車で5分の距離。
すぐそこの病院までの時間が、
永遠にも感じられた。
病院に着いて、
慌てて受付を済ませ、
診察室に入る。
看護婦さんに「今、先生が来るので、診察台にのせて待ってください。」
と、言われたその時。
フランソワの呼吸が弱まっていくのが分かった。
さぶろー山は「最後まで抱いててやれ。」と言った。
だんだん軽くなるフランソワを抱いて、
涙がポロポロとこぼれた。
直後。
先生が走って診察室にやってきて。
フランソワを集中治療室に運んでいった。
すぐにあたし達も呼ばれ、
治療室に入る。
いろんなチューブにつながれたフランソワが手術台に横たわっていた。
先生と看護婦さんの3人がかりで、
ニトロを入れて、
心臓マッサージをして、
いろいろ試してはくれたけど、
フランソワの呼吸は戻らず。
先生に「どうしますか?」と聞かれた。
頭では分かっていたし、
覚悟もできていたし、
どうしようもないことなのだと理解していたつもりだったけど、
それでもやっぱり。
神に祈った。
万に一つでも奇跡が起こせるのなら。
どうか今奇跡を起こしてくださいと。
あたしの残りの人生、
いいことなんて何もなくていいから、
この子を助けてください。
と、願う。
ボロボロ涙を流すあたしの隣で、
さぶろー山が「最後はこの子に抱かせてやってください。」と言い、
先生がチューブを外す。
真っ赤な目をしたさぶろー山に「しっかり抱いてやれ。」と言われ、
最後の時がきたのだということを知る。
意識のないフランソワを抱く。
呼んでも返事をしないフランソワを呼ぶ。
ぽろぽろとこぼれた涙がフランソワに落ちる。
ありがとう。
ありがとう。
うちの子になってくれてありがとう。
嬉しい時も。
寂しい時も。
どんな時も。
いつもそばにいてくれてありがとう。
14年という月日を。
一緒に過ごしてくれてありがとう。
伝えきれない思いが溢れだし、
思い出がフラッシュバックする。
はじめて会った時のことを思い出す。
あれは、近所のペットショップだった。
二十歳の記念にペットでも飼ってみようかなと思って行った近所のペットショップ。
本当はフェレットが欲しくて、
フェレットを探しに行ったのだけれど、
当時人気絶頂だったフェレットは、完売御礼。
じゃ、猫にしようかなーと思って見たゲージの中で、
三毛色のカワイイ子を見つけた。
一風変わった猫だなぁとは思ったけれど、
抱っこさせてもらったら、
犬だった。
当時のあたしは、
大がつくほど有名な犬嫌いで。
子供の頃、犬に噛まれて以来、犬がダメ。
犬嫌い歴20年。
生粋の犬嫌い。
どんなに可愛かろうと、
どんなに愛らしかろうと、
あたしの目には怪獣にしか写らず。
コワイ。コワイ。コワイ。
犬コワイ歴20年。
怪獣はあたしには無理です。お返しします。
と、思ったけれど、
あたしの顔をペロペロと舐める様子があまりにもかわいくて。
「犬嫌い歴20年」の札はどこかへ消し飛び。
フランソワにかかっていた「商談中」の札もはねのける勢いで、
譲ってもらった。
2日後に改めて迎えに来ますと言って、
支払いを済ませた。
人生初のリボ払い。
24ケ月払い也。
家に帰って。
おかんに犬を飼うと言ったら、
超猛反対されて。
(なんせ、おかんも大の犬嫌い。)
「飼うなら家から出て行けー」と言われたけれど、
そんなものはあたしの耳に届かず。
3月のクソ忙しい最中、
会社を休んで、
おかんの機嫌取りにケーキを山ほど買って(ワイロです。ワイロ。)。
わんこを持ちかえった。
「犬を飼うなら家から出て行けー」と言ってたおかんは。
一目見てその愛らしさに絶叫。
あたしは住み家を失うこともなく、
フランソワはアイドルだった。
フランソワが我が家にやってきた直後。
はるかが東京に旅立った。
もともと、専門学校に行く予定だったのだけれど、
可愛がってたはるかがいなくなり、
淋しさゆえにすっかり元気をなくしたおかん。
食欲もなく、
泣きながら過ごした一週間だったけど、
フランソワのテケテケにはとても慰められたという。
(そして、フランソワはおかんの布団でしっことうんこをし、おかんはそれにまみれて寝ていた。)
1歳の時。
友達が彼氏に買ってもらったばかりだという、自慢のヴィトンを持ってうちに遊びに来た。
小一時間くらいの間、バックを置いてあたし達は出かけたのだけれど、
帰ってきたら、
ヴィトンのバックが見るも無残な姿になっていた。
(モノグラム部分だけが元の位置にあり、取っ手の部分がコタツの中という・・・)
ちょうど歯も生え換わりの時期だったし、
フランソワも歯痒かったんだろうし、
何より置きっぱなしにしたあたし達が悪いのだけれど。
噛むならあたしのバックにしてくれと思った。
あたしは半泣きでヴィトンのバックを弁償した。
修理代70000円也。
ちーん。
ひなを妊娠した時。
あたし自身も全く妊娠に気がつかなかった妊娠初期の頃。
フランソワがあたしのお腹から離れなかった。
犬には何か分かるものがあると言うけれど、
本当にそうなのかもしれない。
つわりの時も、
安定期も、
いつもお腹に寄り添って。
赤ちゃんを守ってくれているかのようだった。
その頃からのクセなのかな。
誰と寝る時も腕枕なのに、
あたしと寝る時だけは、
お腹の横に丸まって寝ていたね。
あたしのお腹に耳をぴったり寄せて、
あたしの顔の横にケツを向けて。
どーなんその体制。って感じだったけど、
「フランソワー。」って呼ぶと尻尾をパタパタして。
あのフサフサが好きだったなぁ。
妊娠中はさ。
おかんとはるかと4人でいろんなところに行ったね。
軽井沢にも行った時はさ。
軽井沢銀座をテケテケする姿が、そらもう可愛くて。
あまりの可愛さに見る人全てが振り返って。
いろんな人に撫でてもらって。
フランソワも鼻高々だったよね。
鎌倉に行った時は、うっかり大仏の中にも入っちゃったし。
(本当は入っちゃいけないのだけれど、その表示を見逃し、うっかり入ってしまった。)
新幹線の中ではおとなしすぎて、
切符を確認にきた車掌さんですら気付かなかったんだよね。
そして、ひなが生まれて。
フランソワがやきもち焼いて、イタズラしたらどうしようかと心配していたけれど、
そんな心配は全く皆無で。
イタズラをすることもなく、
ただただ、
寝ているひなの隣に座ってた。
まるで「子守りは任せろ」と言ってるように。
堂々とひなの隣に座るフランソワは、
大変頼りになりました。
(何もしてくれんかったけど・・・)
5歳の時。
フランソワの妊娠を狙って、
お友達の家から雄のチワワを借りた。
ペアリングをさせようとしたその時。
フランソワがものすごい勢いでゲージ(高さ1m)を飛び越えて逃走。
犬にも相性というものがあるんだなということを知る。
(そして、妊娠には至りませんでした。)
7歳の時、
子宮の病気を患って。
近所の動物病院に連れて行ったら。
これまたべらぼーに高い動物病院で。
検査して手術して入院して・・・
超高額医療費を請求されて。
ひっくり返りそうになった。
あの時、さぶろー山には「二人分のボーナスくらいかなぁ。」って言ってたけど、
本当はね、
さぶろー山のボーナス+あたしのボーナス+あたしの1ケ月の給料分が飛んでいったのだよ。
うん。
今、告白するわ。
その後、新しいおうちに引っ越して。
おうちに慣れなかったらどうしようかなぁとも思ったけれど、
全然そんなこともなくて。
お気に入りの場所をすぐ見つけてたね。
誰かの具合が悪い時は、
その人のそばに来て。
ぺっとりと寄り添って。
いつも見守ってくれた。
10歳をすぎて、
ソファの上に上ろうとして、落ちちゃうことも多かったけど、
それでもジャンプして上ってた。
あたしが手を貸すと
「あ。すいませんね。」
みたいな顔して。
さぶろー山のコートに包まって、眠るのが好きだった。
(なぜかあたしのコートではダメでね。さぶろー山のコートがよかったのよね。もしくはさぶろー山のジャージ。)
最近はさ、
バゲットの焼ける匂いが大好きだったね。
バゲットが焼ける時間になると、
ソファーから降りて。
ダイニングチェアーに座って。
バゲット待ちをするのが日課だった。
2人でバゲットを食べて、
おいしいね。
って言って。
失敗しても美味しいよね。
って言って。
次回はもっと上手に焼こう。
って笑って。
パリッパリのバゲットが食べれるあの贅沢は、
あたし達2人の特権だったんだよね。
(バゲットを食べたら、二人で昼寝をするのもあたし達の日課だったんだよね。)
でも。
4月に入ってからは、やっぱり体調が悪かったのかな。
食欲は旺盛だったのだけれど、
たまーに吐くようになって。
誰が教えたわけでもないのに、
吐く時はお風呂場で吐いて。
「手間はかけさせません。」
みたいな顔してさ。
粗相をする時もお風呂場で。
「必ずお風呂場でします。お手間かけさせません。」
みたいな。
ホント誰も教えてないんですけど。
どこで覚えたの。その知識。
他の人に言わせれば、
「家族全員に会って。
飼い主に抱いて見送ってもらえて。
飼い犬にとってこれ以上に幸せなことはない。」
と言うけれど。
動物は、どうしても人間より短い寿命をもっているし、
どうすることもできないことも理解しているけれど。
あたし自身、やれるだけのことをやって、
めいいっぱいそばにいて。
めいいっぱい話しかけて。
24時間一緒に過ごして。
後悔があるわけじゃないけれど。
毎日苦しそうなフランソワを見て。
あたしの寂しさなんていくらでも我慢するから、
早く楽にしてあげたいと思ったことも事実だけれど。
いざ、そうなってみた今。
それでもやっぱり。
寂しいなぁと思う。
買い物から帰ってきて。
誰もいないソファをみる。
聞こえないテケテケを探す。
夜、寝る時、
階段で待っていた小さな影を探す。
寝室のドアを20cmだけ開けておく。
朝起きて、
首元が寒いことに気がつく。
左側がぽっこりと空いている。
ふわふわを探す。
テケテケを探す。
分かっていても。
やっぱり寂しい。
毎日毎日泣いていても。
フランソワだって浮かばれないだろうし。
どうしようもないことは分かっているのだけれど。
この気持ちだけはどうすることもできないんだよなぁ。
ペットロス症候群になっちゃう人の気持ちがよく分かるわアタシ。
あたし自身、ワリと現実的な人間なもんで。
虹の国とか天国とかお花畑とか、
そういったことは全く信じてはいないのだけれど。
もし。
もし。
「生まれ変わり」というものがあるのなら。
生まれ変わったらまたうちの子に。
姿形が変わっても。
フランソワがフランソワであるように。
また一緒にご飯を食べて。
また一緒にお風呂に入って。
また一緒にお散歩に行って。
また一緒に眠って。
共に人生を歩もうね。
ありがとうフランソワ。
2014.4.20 るぅのおいしいうちごはん るぅ
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