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9月30日。日曜日。
朝からTVのチャンネルに一喜一憂しているのも、今日は雨だから。
散歩もできず、皆デイルームにたむろしている感じで。
まあ、大半の人は喫煙室に集まってわいわいと雑談をしているが。
親切な鳥羽さんに、
「さぶろうさんは煙草吸わないから寂しいでしょう?吸わなくても来たらいいのに」
と声をかけてもらう。
本当に皆親切だ。
お酒が抜けていると皆優しい人や。
朝ご飯。納豆。
おかずはこれのみ。ミニパックの納豆ひとつのみ。
大阪出身の僕にとっては、当初は鼻をつまんでもどうしても食べられへんっかったメニューである。
上京して早十年近く。
今は大好物である。
それにしてもあまりにも物足りない献立。
入院一期である僕たちは、栄養分とビタミンの点滴を受けているが、その一期を過ぎた二期患者の仲間はそれもない。
点滴なしで、このメニューのみである。
やっぱりこれでは足りないのだろうか・・・二期の仲間は外出自由で病院の外でお菓子やカップ麺を購入しているので、朝食にあわせてそれらを食べている。
食後、看護士の寺田さんと点滴談話。
点滴の落ちる時間に関して。
この病棟での点滴は流れ作業的に、内科の病院なんかでの点滴との比較で言うともの凄いスピードで落としているような気がするねん、と、僕。
実際には一時間に、体重×2mlの量なら本来大丈夫なんだそうだ。
「内科の病院とかって、もっと早いですよね。一時間とかで点滴終わるイメージありますけど」
「うん。そうなんだよね。ここは普通の六分の一の速度。ゆっくりなんだよ」
アルコール病棟への入院患者は、点滴の速度にも注意に注意を払わないと駄目な程、皆内蔵にダメージを受けているのだとか。
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