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9月30日。アルコール病棟の日曜日。

精神病院も土曜日と日曜日はやっぱりお休みモードです。

そんなお休みモードでも、やっぱり病気は待ってくれません。

連続飲酒の日々にはお休みはないのでしょうねえ・・・六人部屋の1ベッドが空いていた「二号室」に新人の仲間がやって来る。

このアルコール病棟は数ある東京のアルコール病棟の中でも入院患者の受け入れに関してはトップクラスに積極的な方。

日曜日でもスムーズに入院ができるようだ。

でも、以前聞いた話では、「二号室のベッドのひとつは緊急避難用。なにかあった時に為に常時空けておく設定である」とのこと・・・。

病人部屋である「一号室」に仮住まい?している僕が、「二号室、ベッドがひとつ空いているみたいだし、そっちに移動させてもらえませんか?一号室は皆病人で会話ゼロで陰気くさくてかなんです」とお願いしたおりに、そう言うて断れた記憶がある。

う~ん。

ここでは患者も看護士も皆人によって言うことが違う、そんないい加減な環境のようですな。苦笑。

そんな中、朝食前のしばしの時間を清水さんと話して過ごす。

清水さんはぶよぶよと肥った、絵に描いたような昔気質?のオタク系の外見だ。

漫画コーナーの前にでん!と陣取って漫画の品定め。

いろいろと蘊蓄を聞くが、僕にはまったくもって何も解らない。

デイルームの大きなおおきな本棚は向かって左に『小説』、未買って右に『漫画』の貼紙がある。

ちなみに小説コーナーには小説以外にもノンフィクションなんかもあって、正確には「活字」コーナーと言ったところだろうか。

よく見るとなかなか充実している。

四、五冊程自分のベッドに持ち込む。


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