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第二の否認、というものがあります。そもそも、アルコール依存症は「否認の病気」と言われます。

まあ依存症という病気はすべからく否認の病気なワケですが、この依存症という病気の中でもアルコール依存症に関する研究が一歩先んじて進んでおったからなのでしょう、この病気のことを否認の病気と言います。

否認、は、もちろん、「俺はそんなに飲んじゃない!」とか言うそういう否認のこと。これは簡単に想像つきますよね。

んでね。第二の否認。

これは、ちょっと難しいのですが、あれですね、

「お酒さえ止めればそれで全部解決する。お酒以外には何も問題がないんだ」

という、そういう否認です。

確かに、これ言う人多いですねえ。僕が入院していた精神病院のアルコール病棟でも、そういうふうなこと、

「俺は大酒飲みだっただけなんだ。仕事もきちんとやって来たし、家庭も大事にしてきた。家族だって皆心配してくれるくらいに仲が良いんだ」

と暗に「だらし無いアル中のお前らとは違うんだ!」とでも言いたげにね。笑。

ほんま、何を言うてるやら、ですわ。

こんな場所、精神病院まで来ていて、「俺は何も問題ない」だなんてね。笑ってしまいますよね。

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