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抗酒剤。
このお薬を服用して飲酒すると、顔面紅潮、血圧低下、心悸亢進、呼吸困難、頭痛、悪心、嘔吐、めまいなどを起こし、まっすぐ立っていることもできなくなります。
もちろん抗酒剤は、これを服用した上で飲酒してこういう症状を起こさせようとする、そんな薬であるワケではなく、こういう症状に見舞われることをしっかりと認識して、飲酒しないでおこうという決意をサポートするのが抗酒剤の目的です。
僕は断酒後、約一年間に渡って抗酒剤を服用していました。
ノックビンと呼ばれる遅効性のもので、服用後効果が出るのに一週間程かかります。その替わり?効果の方もやっぱり約一週間程続きます。遅効性というのは、もう一方のシアナマイドと呼ばれる抗酒剤との比較におけるもので、こっちは即効性がありますが、効果はその日一日だけしか続きません。
さらに、効果そのもの、シアナマイドよりノックビンの方が強いと言われています。
ただし、これらの薬には副作用があります。それ程重いものではないらしいのですが、やはり肝臓には負担を与えるらしく、肝臓の障害を招くことがあるようです。そしてそれ以上に頻繁に現れていたのが、皮膚症状。
アルコール病棟で一緒だった仲間の中にも、数人、蕁麻疹様の症状が出て、抗酒剤の服用を断念せざるを得ないケースがありました。
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