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以前の仕事は観光関連の企画というか、そういう告知に携わる業務が多く、よく観光地などに出張することがありました。

「自分が経験してないことはお客様にお勧めすることはできない」とかなんとか、そんな自分に都合の良い理由で、仕事名目で観光地に出張に行くワケです。

そしてそんな出張のおりには仕事が終わると当然のように、地元の名物、地元の銘酒で宴会が催されます。

現地で我々と仕事をする人達も、「折角来られたのだから」とかなんとか、これまた超都合の良い理由付けをして、精一杯持てなしをしてくれ、勢い、毎回大宴会になったりします。

クレバーな人は、そう、お酒に飲まれない行動がとれる人間は適当なタイミングで切り上げて、

「じゃあ、これからもよろしくお願いします」

などと爽やかに?言い放って、颯爽と最終の急行などで帰宅の途につくワケですわ。これが。ね。笑。

ところが我々、お酒に意地汚い人間はそうは行かんのですね。・・・そういうクールな行動をするメンバーに仕切られて、宴会は一緒に切り上げるものの、もう、お店を出る前には、口々に、

「行く?行くよね?やっぱり。笑。はいはい。行かれますか?」

などと言って二次会へなだれ込むワケです。都市部なら、あれですね。大抵、こう、カラオケなんかが選ばれますが、地方だと香ばしいスナックなどが選ばれることもありますな。スナック。妙齢のママさんとか、居られます。

そういうところはそういうところでまた面白かったりするのですが、そういうところを面白いなどと思う時点で既にアルコールで判断力は半分以下、ノミの脳味噌レベルのサイズに萎縮しておるのですわ。実は。ね。

最早最終の特急の時間は忘れています。カプセルホテル(地方だとビジネスホテル)に泊ったらええやん、などと無責任なことを言うやつが出るものやから、

「そうやね。そうしょうか」

とか、そんなぐだぐだな流れに流されて行きます。

もう自分の意思とか、まして明日の準備とか、そんなものは頭に隅にもありません。

そんなこんなで時間と体力とお金を無駄にして、翌日のパフォーマンスを極端に下げる、そんな毎日を送っておったワケですね。