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僕は参加したことはないのですが、僕が所属していた東京23区の隅っこにある断酒会では、この時期になると、

「酒なし忘年会」

というものが開催されていました。

どうやら長い期間に渡って毎年この時期にはおこなわれて来たもののようでした。

なんか出し物にも凝っていて、十月くらいから出し物の練習なかも熱心にされていたようです。

「ようです」というのは、僕はその断酒会の割合と熱心な参加者だったにも関わらず、その酒なし忘年会には誘われていなかったからなんですけどね。笑。

例会のすべてに参加とは言わないまでも、所属した当初の半年間は仕事も辞めて自分の断酒活動のためにほとんどの時間を使っていた状態だったので、仕事しながら参加されていたメンバーと比較すると、僕は結構なペースで断酒会活動にも力を入れていたはずです。

恐らく・・・

「こいつは誘っても参加しないな」

と思われていたんだと思います。笑。

その証拠に?別の活動である断酒会対抗のソフトボール大会に関しては、若手(あ。あくまで相対的なものですよ。僕が若手なのは。はい。断酒会の年齢構成においては、というお話です。笑)として熱心に誘われていましたから。

それ、正解でした。・・・確かに、嫌でした。酒なし忘年会。

もちろん、忘年会とか言うて親睦をはかること自体は、それはそれとして悪いことなどとは思わないのですが・・・と言っても、断酒会はあくまで断酒継続が目的かとは思うので、僕は特段仲間と親睦をはかろうとかそんな気持ちも湧いてはこなかったですけどね。

こう、それもまた断酒活動の一環で、酒なし忘年会においても酒害発表などがなされているのかも知れず、それはそれで、そういうのが良いと思う仲間にとっては役に立つやも知れませんけどね。

でも、少なくとも僕には、そのネーミング、そう、

「酒なし忘年会」

などと言う呼び方自体が・・・どうにもこうにも、ねえ、ある種「お酒を飲むという文化」に関する未練のようなもののひとつ、みたいなもんが感じられて、ちょっと「あれ」やなあ、と僕には思えて仕方がありませんでした。

今では僕は自分が所属している社会、ネットワークにおいて忘年会に普通に参加しますが、今の忘年会のイメージは、決して「酒を飲むことが主目的の会」とか言うものではなく、普通に、こう、

「一年を振返って親睦をはかる会」

というものなので、僕は特段“酒なし”と名乗る必要性も感じず、あえて「酒なし」などと言うこと自体、「お酒を飲むことを特別視する」文化の遺物のような、そんな気がしてならないワケです。

あ。なんか言いがかりに近いな、と、自分でも思います。

多分、生理的に難しいんでしょうねえ。

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