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さてさて、アルコール病棟の祝日、9月24日は、まだまだのんびりした時間が流れます。

夕食後、デイルームで食事の席が目の前の中村さんと、しばしインターネットに関してお話。ジャンルはちょっと異なるみたいですが、二人とも似たような仕事に就いているらしい。そして、仕事に関する話をした上で、中村さんは、

「ここでは、ここに居る間は皆平等であると思う」

と話してくれる。成る程ね。ほんまやね。

何度か失敗をしてもそれでも受け入れてくれるアルコール病棟に関して、僕は最初はちょっと妙なイメージを持っていました。

内科の病院などにお酒が原因で入退院を繰り返すと、仕舞には「お酒を止めなさい。もうアンタの面倒は看きれません!」と断られるくだりは、アルコール依存症に関わる書物などには必ず出てくるエピソードであり、実際、僕も自宅に近い内科の個人医院で似たようなことを宣言された経験があります。

しかし、ここは(僕なりの言葉で言うと)「お酒で壊れた人間性を修復する」場所なんだと思います。そして今の僕はまさに壊れた人間性を修復することが必要な、そんな状況にあるんだと明確に認識しつつあります。

看護士の寺田さんからも似たような話を聞く。僕流に解釈すると、ここでやることは、

「自分の人生において本当に大事なものを見詰め直すこと」

なんやと、最近思い始めているけれど、ここでは皆同じスタートラインに立ってシンプルにそれをやっていくだけなんだな、と、改めてそう考えて、その日は眠りにつくことにしました。

入院して良かった。

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