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そういう行動をする人間が「アルコール依存症である」、ということが解りやすい、そんな行為のひとつに、
「飲酒運転」
というものがあると、そう思います。
アルコール依存症に罹患すると陥りやすい状況のひとつに、「飲んではならない、飲んではいけない、飲む場合でない、そんな時にもお酒を飲んでしまう」と、そういうケースがあると思います。
そして、飲んではならない状況の最たるもののひとつが、自動車を運転する時。
実際に、僕も飲酒運転の経験があります。
今考えると、ぞっとするのですが、一つ間違えば、自分の命はおろか、他人様の命すら危険にさらす、そんな軽卒な行為です。
判断力が弱っていた、としか思えません。
判断力を狂わせたのは、まさにお酒の魔力やったんやと思います。
飲酒運転、酒気帯び運転、と、お酒を飲んで運転した場合に検挙されるケースは、実は二通りありまして、後者の酒気帯び運転は、呼気中アルコール濃度0.15 mg以上、または、0.25 mg以上の二段階の基準があり、検査でわかりやすく判断されます。
一方の飲酒運転というのは、実は、凄く主観的な基準で、酒に酔った状態で運転が困難だと思われる状態であれば、飲酒量に関係なく検挙されてしまいます。
「まっすぐ歩いてみろ」
などと言われて、夜中の街道沿いで検査されているドライバーを、以前はしばしば見かけたものでした。
以前は、と、言うのは、確か2007年やったか、と、思うのですが、飲酒運転の急増に伴って、法律が改正され、飲酒運転、酒気帯び運転ともに、一発で免許取り消しになることになり、それをきっかけに、飲酒運転を見かける機会が大きく減ったからなんじゃないかな、と、そう思うからです。
厳罰が正義である、とは思わないのですが、確かに以前の飲酒運転への取り締まりは、多少の目こぼし、というか、まあまあ、たまにはそういうこともあるかな、と思わせる、そんな運用であったように思います。
実際、僕が今の断酒に至ったのは2008年、と、新しく厳しくなった法律が施行された後だったのですが、飲酒時代、旧い法律運用だった時代に飲酒運転で検挙された時には、
「このまま、家に帰るのに、ちょっとだけ運転せんとあかんのですが・・・」
「知らんで。目ぇつぶったるけど、またその先で捕まっても自業自得やで」
などと言われて、飲酒運転で検挙された後の運転続行に関してお目こぼしにあずかったりしたものでした。
今から考えると、ぞっとするような、想像もつかないような、そんなお酒に甘い時代が、今から 10年も遡らない頃にはありました。
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