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そして、アルコール病棟のOB会。
この年は、9月23日の日曜日がその開催日でした。
午後一時から四時までという結構な長丁場。入院患者は全員強制参加です。
なんでもARPと呼ばれる治療プログラムの一環なんだそうです。
ARPは、アルコール症リハビリテーションプログラム。
決定的な治療法を持たない「アルコール依存症」という病気に関する、唯一の療法、回復のためのプログラムのこと。
アルコール依存症という病気は完治不可能なんですが、断酒することにより、その症状が発症することを避けることができます。
そのため、お酒のない生活を送ることに慣れるための訓練、の、ようなもの、と言っていいかも知れないですね。ARP。
ARPの内容は・・・
規則正しい生活を送ることで、ただしい生活習慣を取り戻す。
アルコール依存症に関して勉強したり、今までの生活を振返ることで、この先の断酒生活の計画を立てる。
グループワークで社会性を取り戻す。
作業療法で人間らしい感情を思い出す。
自助グループに参加して、断酒に成功している人の姿を学ぶ。
・・・などなど。
さて、このOB会は治療の一環なんで、入院二期に入り、外泊をしている(これもやっぱりARPの一環である)仲間は、この日は秋の三連休であるにも関わらず、一旦、帰院。
ご苦労様、ですね。
そして、点滴の落ちの悪い僕だけは、予定していた午前中だけでは点滴が終わらず、点滴をしたままでこのOB会に参加します。
隣についてくれている看護士さんは流石にバツが悪そうな顔をしてはります。
この点滴の落ちの悪さは、血管が細いだの、そしてその血管の細さはアルコールの過剰摂取による栄養失調による、などとも言いますが、あれですね、実際にはアルコール病棟の看護士さんの点滴スキルにもよる部分も大きい(笑)ような気もします。
まあ、人間の身体なんで、ね。
その日の体調にもよりまさあなあ。旦那。
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