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僕が今に続く、今回の断酒にたどり着いた頃、ブログを書くことも断酒の手段のひとつになる、と、そう考えてブログ投稿を始めました。

今回の断酒の前にも、多分もう百万回は断酒にチャレンジして来たように思います。

勤務中に隠れて、自動販売機でお酒を買う時も、毎回必ず、

「これで最後にする。最後の一本や」

と、そう考えていました。

そんな「一瞬の断酒」を百万回も重ねても、それはつまり、要するに、アルコール依存症を進行させる、そんな活動でしかなかったワケで、最終的には人生の極北・精神病院のアルコール病棟に辿り就くこととなりました。

そしてアルコール病棟でもいろいろあり、途中で退院。

その後は自力でなんとか断酒の道につきたい、と、自分なりの努力をしてきました。

所謂、断酒の三本柱。(今でも、そう言うのか?レグテクトという渇望抑制剤ができてからの治療を受けたことがないので、よく解らないのですが)

「抗酒剤」「通院」「自助グループ」

もちろん、できる限り、その三本柱も守りつつ・・・その他にもいろんなチャレンジをして来ました。ブログを書く、というのもその一つ。

実際、ブログ上で、同じ時期に断酒を始めた、そんな仲間もできて、そこには擬似的に自助グループ的なものもできたような気がします。

そうした仲間に圧倒的に多かったのが、

「自助グループは合わない。なんだ怖い。できればネット上の付き合いを自助グループの活動に置き換えたい」

と、そんな意見。

僕はたまたま、気持ちよく参加できる、自分にとても合った自助グループを見つけることができて、そこに半年程通うことができたのですが、確かに、そこに行き着くまで通った幾多の自助グループは、正直に言って、それほど居心地の良いものではありませんでした。

だから、ネット上の仲間の言う「自助グループは嫌い。怖い。面倒くさい。ネット上の付き合いでも十分刺激になる」という意見も、あながち間違いではない、と、そう思いました。

ただ、当時はまだ、ネットの普及もそれほどでもなく、仲間が通院時に医師にその意向を伝えると、アルコール外来の医師には、ネット上でどんな交流が行われいるのか?もよく伝わっておらず、大抵の場合、

「そんなネット上の交流なんて、所詮は仮想のものです。実際の自助グループに出てください」

と、そう言われて、困ったり、憤慨していたりしました。

ネットの交流が、自助グループの代わりになるかどうか?は、僕には判りません。

そして、自助グループには、やっぱりリアルに集まって交流する、あるいは、他のアルコール依存症者を見て反省する、他の仲間を見て反面教師とする、自ら面前で発表して自分を振返る、などなど、そういう独自の効果があると、そう思います。

ただ、ネット上の交流にも、そこにはそこに、独自の値打ちがある、と、そう思っています。

自助グループには、決まった時間、そう、向こうが向こうの事情で決めた時間に、決まった場所、そう、向こうが向こうの事情で決めた場所に、こっちが都合を合わせて出向かなければならない、という、今時とっても面倒くさい部分があります。

確かに時代には合わない部分があるのかも知れません。

ネットにはネット独特の、自分の都合のいい場所で、自分の都合のいい時間にアクセスできるという利便性がありますよね。

そういう意味では自助グループが徐々に敬遠される存在になるのも、それはそれで仕方ない部分がある、と、そうは思いますが、しかし、だからこそ、そこにこそ、自助グループ独自の値打ちがあると、僕はそう信じています。

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