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午前中に精神病院のアルコール病棟で入院手続き。
一旦、入院に必要な着替えなどを自宅に取りに戻って、午後、正式に入院。採血してレントゲンを撮影します。体重測定: 71Kg。
意外と?簡単に、さらさらと、入院一日目が進んで行く感じです。一日目と言っても、正式な入院となったのは、午後4時くらいか?そこから眠る・・・。
なんだかとても眠たく、割当られたベッドで眠る。驚く程よく眠る。眠る。・・・そして目が覚めると、不安が押し寄せてきます。
「アルコール依存症を治すぞ!」「お酒を止めるぞ!」
と意気込んでアルコール病棟にやって来た僕ですが、非常に堅かった決意をよそに、一旦入院していまうと、途端に不安が押し寄せて来ます。
考えるのは将来の不安ばかり。
入院を経て、退院した後の、自分の生活や、仕事のこと。などなど。
まだ入院初日やと言うのに、もうそんなことを気にしてくよくよ。
本当に、もう絵に描いたように気が小さい。
ほどほどに、とか、一旦そのことは置いといて、今は治療に専念、とか、そうでも思えたら良いのでしょうが、頭に浮かぶのは・・・
仕事のこと。
復帰できるやろうか?クビにならないだろうか?
休んでいる今の仕事を、もしも辞めることとなったとしたら・・・その先の再就職のこと。
仕事なんて見つかるやろうか?
生活のこと。
収入のこと。
今考えても仕方ない、そんなことをくよくよと考えて、気分がどよーんと落ち込みます。
そうこうするうちに、精神病院での最初の夕食の時間が来たようで、看護師さんから呼び出しを受け、アルコール病棟のど真ん中にあるデイルームへと出向きます。
「鰤照り焼き」「納豆」「土佐浸し」
小さなメモに、「さぶろう様」という名前とともに、『常食』との表記がされています。
入院後、採血とレントゲン撮影はしたものの、内蔵の検査のようなものもないし、採血の結果も出た様子はありませんが、何故か、『常食』。それで良いのかな?
そもそも、『常食』でないメニューはどんなものなのか?も、解らないし、何の説明もないまま、その晩ご飯を食べます。
とっても量が少ない。
デイルームの食事の席は固定式。
テーブルのしかるべき場所にテプラで「さぶろう」と名前が表示されています。
右斜め前に座ってご飯を食べている前田さんは、お粥の晩ご飯。おかずは一見すると僕と同じものを食べておられるようです。
一旦、内科にでも入院されて、「お粥にすべし!」との診断でももらってからアルコール病棟に回って来られたのか。
それにしては、そのお粥に(持参の?)ふりかけを、三袋も四袋も掛けて食べている。
もの凄い塩分だ!
なんだか、普通に想像する入院生活とはちょっと違うイメージの生活が始まりました。
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