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アルコール依存症という病気には、実際には「治療法」というものは、ありません。
一旦、罹患してしまうと、もう一生治ることはない、そんな病気なので、当然ながら、治療する方法など存在しないワケです。
僕自身、アルコール外来に医師から、いの一番!に、
「アルコール依存症を治す薬も、アルコール依存症を治す手術も、そんなものは、どこにもありません!」
と断言されて驚きました。
もう一度書かせていただくと、アルコール依存症という精神病には治療法がない、と、そういうワケです。
しかし、病院には「アルコール科」とか言う、そんな名前の診療科目があります。
アルコール外来、も、あれば、入院できる「アルコール病棟」もあります。
そんなアルコール科の医療施設で行われていることは、まあ、あれですね、僕なりに僕の言葉で表現すると、
(1)進行性の病気であるアルコール依存症の進行させないようにする
そして
(2)アルコール依存症の発症を押さえ、患者の社会復帰に協力する
と、そんな感じなんちゃうかな?と、そう思います。
治らない、そんな病気を抱えつつ、それでも生きて行く、そんな手段?を手に入れる、そんなやり方を自分自身で見いだして行く、と、そう言い換えても良いかも知れないですね。
それには、何よりも先ず、本人の「意思」、そう、アルコール依存症から回復したい、という医師が必要になって来ます。
その意思とは、「もう、お酒とは手を切る」という、そんな意思かと思います。
アルコール依存症への対応としてあるのは、ただただ、「断酒」のみ。
お酒へのコントロール力を失って、最早、一旦飲み出すと延々と飲み続けてしまう、そんな脳味噌になっていまったアルコール依存症者が、「病気の進行を止め」て、「社会復帰をする」ためには、その、
「一旦、飲み出す」
というタイミングを迎えない、と、そういう方法しかないワケです。
「断酒」だけが、唯一のアルコール依存症からの「回復」方法なワケです。
アルコール依存症を抱えつつ、その症状を押さえて生きる。
それが、アルコール依存症からの回復、ということなのだと、そう思います。
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