★7月1日忌日『天野滋』 | ロカビリー青春白書

★7月1日忌日『天野滋』

 

*天野滋(あまのしげる、1953年5月5日 - 2005年7月1日) 岩手県一関市出身。シンガーソングライター、ミュージシャン。


1972年、一関工業高等専門学校在学中に、同期生である中村貴之・平賀和人の3人でフォークグループ 「ニュー・サディスティック・ピンク」 を結成。ニュー・サディスティック・ピンクは後にNSPと改名。天野はNSPのリーダー兼ヴォーカルとして活躍。



1976年にアルバム 『あまのしげる』 でソロデビュー。のちに、2004年3月31日に再発売された。




★追想の詩 - 天野滋 (1976 - ソロアルバム 『あまのしげる』 )

 

★もう一度逢えたら - 天野滋 (1976 - ソロアルバム 『あまのしげる』 )

 

1977年 書籍 「歳時記 明日によせて」 第一弾 発刊。 天野滋が四季をめぐり、青春の抒情を謳ったエッセイ集!! 。

 

1980年 書籍 「見上げれば雲か」 第二弾 発刊。 青春に贈る!! 男の詩情 エッセイ集。

 

1986年から一時新生NSPで活動するが、NSPの活動が休止となりソロ活動を開始する。一時天野音彦と名乗るが、その後天野滋に戻る。
 

自身の楽曲の他、ソロ・デビュー当時のChar(竹中尚人:ギタリスト)に歌詞を提供し、横浜ベイスターズの応援歌「勝利の輝き」の作詞、岩手めんこいテレビやNHK-FM 『ポップスステーション』 などのテーマソングも担当した。その他、提供楽曲多数。
 

2002年1月、NSPが復活。翌年、山口百恵の未発表曲 「東京の空の下あなたは」(天野滋:作詞・作曲)が発掘される(CD-BOX 『MOMOE PREMIUM』 に収録)。
 

 

山口百恵 - 東京の空の下あなたは (2003)

 

復活したNSPが精力的に活動を続ける最中の2004年2月、リーダーである天野に“大腸癌”が見つかり、医師から「早ければ6ヶ月、長くても2年以内」と余命宣告を受ける。しかしこれをファンには公表せずに活動を続けていた。

2005年7月1日午後7時8分、“脳内出血”のため国立病院機構東京医療センターで死去、享年52。

 

令和元年7月1日、天野滋の命日に、N.S.Pの代表曲である 「夕暮れ時はさびしそう」 の舞台となった一関市中心部の磐井川堤防に 「N.S.Pメモリアルスポット」 が誕生。
ベンチや譜面台をイメージした歌碑などを設置している。

 

 

 

 

★天野滋 春の彼岸SP / 渋公「歌は世につれ」完全版 (2005年3月12日 渋谷公会堂コンサートより)

 

★天野滋 愛用ギター

 

 

★最後のTV出演~歌は世につれ / 天野 滋 (2005.02.12.OA)

 

★NSP(エヌエスピー)

 

1972年、高専時代の同期生である天野滋・中村貴之・平賀和人の3人で結成。




当初は、ニュー・サディスティック・ピンク(New Sadistic Pink)として、ロックを中心に活動していた。
しかしフォーク調の曲でデビューするのにこの名前が似合わないという理由で、頭文字だけ取り出したNSP(N.S.P )というアルファベット三文字のバンド名に変更された。


 

1973年、『第5回ヤマハポピュラーソングコンテスト』 に於いて楽曲 「あせ」 でニッポン放送賞を受賞し、同年6月「さようなら」でデビュー。


 

あせ - NSP (3人がボーカル)

 

 

さようなら - NSP

 

翌年、高専卒業を機に上京する。その後1974年に「夕暮れ時はさびしそう」がオリコン11位の大ヒットに、同年のアルバム 『NSP III ひとやすみ』 はオリコン4位のヒットを記録。
 

 

夕暮れ時はさびしそう - NSP

 

その後も、1976年 「赤い糸の伝説」 がヒットし、叙情派フォークを代表するグループとなる。

 

 

赤い糸の伝説 - NSP (IBC チャリティーコンサート)

 

 

■NSP メンバー


●ボーカル、ギター 天野 滋 (あまの しげる) 1953年5月5日 - 2005年7月1日(52歳没) 岩手県一関市 A型    


●ボーカル、ギター 中村 貴之 (なかむら たかゆき) 1953年6月12日(66歳) 岩手県宮古市 O型


●ボーカル、ベース 平賀 和人 (ひらが かずと) 1954年1月6日(66歳)    岩手県花巻市 A型

 

 

●ディスコグラフィー
 

★かげふみ (1974)

 

★コンクリートの壁にはさまれて (1974)

 

★雨は似合わない (1974)

 

★お休みの風景 (1975)

 

 

★お茶の一服 (1975)

 

 

★線香花火 (1976)

 

 

★バスケットシューズ (1976)

 

 

★弥生つめたい風 (1977)

 

 

★あなたこっちを振り向いて (1977)

 

★北北東の風 (1977)

 

 

★八十八夜 (1978)

 

 

★八月の空へ翔べ (1978)

 

 

★冬の花火はおもいで花火 (1978)

 

 

★面影橋 (1979)

 

★愛のナイフ (1979)

 

★雪のララバイ (1980)

 

★如月の詩 (1980)

 

 

★遠野物語 (1982)

 

 

★愛のロジック~論理~ (1984)

 

 

 

 

 

『NSP presents ~2007.07.01 新宿厚生年金会館』 
 

★天野滋 トリビュートLive ① / 鈴木康博,char,高橋ジョージ
 

01. BIRTHDAY(鈴木康博 / Vo , A.G)
02. なんて空だろう(char / E.G)
03. コンクリートの壁にはさまれて(char / E.G)
04. きみは地下鉄日比谷線(char / E.G)
05. さようなら(高橋ジョージ / Vo , A.G char / E.G)

 

 

 

★天野滋 トリビュートLive ② / Charの Vo&E.G 冴える「ゆうやけ」
01. ゆうやけ (char E.G / Vo) 、(佐藤準 Key) 、(古田たかし Dr.) 

 

 

 

 

 

 

 

 

天野滋 - Wikipedia

 

 

 

NSP - Wikipedia