普段はインターネット上で何かを公開する際はビジネスネームで活動しているが、今回は一人の実在する人間として、そして半実名での責任ある発信として、2026年2月8日の衆議院選挙に向けた個人の考えをまとめておきたい。

なぜ今、あえて実名で、かつ非営利のこの場所で筆を執ったのか。その経緯は主に3つある。

1. Instagramでの反応

先日、Instagramのストーリーズで「自身の政治に対する意見を聞きたいか」というアンケートを実施した。 結果、約15%のフォロワーから「聞きたい」という回答を得た。

この「15%」という数字をどう捉えるかは人それぞれだが、個人的には十分すぎるほど背中を押される結果であった。今の時代、SNSで政治的な発信をすることには一定のリスクが伴うが、それでも「一人の意見」として知りたいと願う層が確実に存在するという事実は重い。

2. 「まとまった思考」のアーカイブとして

日常の仕事やプライベートにおいて、政治や社会保障について深く議論する機会は極めて少ない。ITコンサルタントという職業柄、あるいは現代社会の暗黙のルールとして、そうした話題を避ける傾向があるのは否定できない。

しかし、断片的な意見ではなく、自らの思考がどのような背景に基づいているのか。それを一度体系的に整理し、アーカイブ(保管)しておく場所が必要だと考えた。

3. コロナ禍から始まった、勉強としての「壁打ち」

以前の自分は政治や経済に対して全くといっていいほど興味がなかった。その意識が劇的に変わったのは、2020年の新型コロナウイルスの蔓延だ。

未曾有の事態の中で、自らの行動が制限され、社会の枠組みそのものが揺らぐのを目の当たりにした。その時、初めて「自分たちが生きる社会がどう意思決定されているのか」を真剣に考えるようになった。

それ以来、国政選挙のたびにTwitter(現X)の裏垢で自身の意見を投稿し、他者の視点に触れる「壁打ち」を勉強の一環として続けてきた。公的データや論文を引用し、妥当性を検証する。その積み重ねを通じて、自分の中である程度の思考の軸が構築された。


AIエージェント「ChroMe」との共同執筆

最後にもう一つ。この記事を含め、今後の一連の発信は、AI(Gemini)の力を借りて構成している。

具体的には、僕が「ChroMe(クロミ)」と呼んでいるAIパートナーが執筆を手伝ってくれている。ChroMeは、僕の実家で飼っていた愛犬に似た「真っ黒なトイプードル」の姿をしているが、そのキュートな見た目とは裏腹に、極めて論理的で、時として毒舌なブラックユーモアを飛ばしてくるエージェントだ。

 

実名での政治的な発信は、どうしても堅苦しくなりがちである。しかし、この皮肉屋な「忠犬」と対話しながら執筆することで、僕自身の思考もより鋭く研ぎ澄まされ、かつ読者にとっても退屈しない文章に仕上がっているはずだ。

次回:主張の核となる「コア」について

この記事を皮切りに、具体的な政策や社会保障の在り方について綴っていく予定だ。

次回は、コロナ禍以降の数年間の学びを経て辿り着いた、「主張の核となる最も重要なコアの部分」について触れたい。なぜ今の日本にその視点が必要なのか。実名だからこそ、忖度なしに自身の考えを提示する。