旦那と息子が来るまでの間に
採血、心電図など必要な検査を済ませた。

K先生から改めて旦那が来てから説明があった。



小脳の形が欠損していること
頭の付け根の方に二つ浮腫が見られること
心臓の動脈管が少し細く見えること
足の指が6本あるかもしれないこと




なんか急な話が次々とありすぎて
冷静な態度を装っていたけど
頭は真っ白で
だんだん話も上の空になってきていた。

説明が終わり入院病棟へ案内された。
コロナの影響で面会は禁止のため、
家族は病棟入口までだった。
息子は笑顔で手を振ってくれた。


明日のPCR検査の結果が出るまでは個室で
部屋からも出てはいけないとの事だった。
不足していた荷物をまた持ってきてもらい
看護師さんに渡してもらうことにした。

その後、MRIも受けた。
私のお腹の中にいる状態で赤ちゃんのMRIを
見て調べるとのことだった。

部屋でひとりになると不安でたまらない気持ちになって涙が出てきた。


産休に入っても家でボチボチしていた残っていた事務処理仕事を
仲のいい上司に緊急入院することになったと
説明しお願いした。


それ以外は誰とも連絡をとりたくなかった。


急に来てくれた母は無事着いたかな
なにも言わずに帰ってこなくなったママを娘は寂しがってないかな
それだけが心配だった。
夜テレビ電話をしてみると
娘も息子もいつも通り笑顔だった。
おばあちゃんにも会えて嬉しかったのかな。
私も少し元気がでた。
と同時に涙も出そうで電話を切った。


神様に祈った。

どうか赤ちゃんが無事でありますようにお願い






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