こんばんは。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
8/7(火)発売の『steady. 9月号』に安室奈美恵さんの魅力が詰まっておりました。
こちらでは、
【安室奈美恵と今年の夏。】
の内容を抜粋させていただきましたので、
ご興味がある方はご覧いただけたらと思います( *´艸`)
なお、ありがたい特別付録がついているため、盗難などの配慮から雑誌と付録を縛っておりまして、店頭での立ち読みは出来ませんのでご注意ください(´っ・ω・)っ
○steady. 9月号
「安室ちゃんへ、いつもありがとうこれからもずっと大好きです」
安室奈美恵
と今年の夏。
9月16日の引退まで秒読み段階となった安室奈美恵さん。25年という長い月日を、日本、
そしてアジアを代表するアーティストとして駆け抜けてきたその姿は、今も、そしてこれからも、
多くの人々の心に深く刻まれることでしょう。本誌でも何度も素敵なカバーを飾ってくれた
その姿をこれからはもう、見られないと思うと寂しいけれど……最後は笑顔で!
取材&文/通山奈津子
PART 1
過去のsteady.に登場したの安室ちゃんのコーディネイトをプレイバック
私たちの憧れ・
Namie Amuroの夏ファッション!
ファッションリーダー・安室さんはいつも憧れのファッションを着こなしてくれていました。そんな、過去の企画をすべておさらい。
2012.8月号
(2012年7月7日発売)
Fashion Theme
安室ちゃんが
着こなす夏ワンピ
本誌初登場の2012年は、マキシ、ミニのワンピースをガーリーに着こなしてくれた安室さん。『Uncontrolled』発売時のステージやミュージックビデオでのクールな表情とはひと味違う、ガーリーでナチュラルな雰囲気でした。
2013.8月号
(2013年7月7日発売)
Fashion Theme
安室ちゃんと
サマーピクニック
2013年の登場は、夏気分を盛り上げるサウンドが詰まったアルバム『FEEL』のリリース時。「安室さんとサマーピクニックへお出かけ!」をテーマに、フルーツやスウィーツをつまみながらのガールズトークで盛り上がりました。
2014.7月号
(2014年6月7日発売)
Fashion Theme
LOVE♥SKIRT
初のバラードベスト『Ballada』の発売タイミングの2014年。タイト、プリント、フレアの3種類のスカートを着用。当時のコメントでは「お仕事でスカートをはくことが多くプライベートではパンツスタイルが多いかも」とのこと。
2015.7月号
(2015年6月7日発売)
Fashion Theme
夏の最旬ボトムス
オール新曲のアルバム『_genic』は2015年の夏発売。安室さんも「はきたい! 欲しい!」とテンションが上がった当時の旬ボトムス・ガウチョももちろん着用。もしもオフィスに安室さんがいたら?という妄想OLコーデでした。
2016.7月号
(2016年6月7日発売)
Fashion Theme
ピュアWHITE
『Mint』発売時の2016年は空前の白ブームにあわせたスタイル。インタビューでは旅行についての話題も。「ローマの遺跡や古いホテルの雰囲気も好き」「石畳でもヒールを少し浮かせて歩く」など、安室さんならではの旅ルールも公開。
そして、2018年夏
安室ちゃんに会える
シーズンがやってきた
PART 2
そして、2018年…
安室ちゃんの夏がやってきた!
安室ちゃんと過ごす最後の夏――。80万人を動員したドームツアー、
「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~」も幕を閉じ、“安室奈美恵”としての活動も残すところあとわずか。
一挙手一投足に注目が集まるなか、アーティストとして過ごした25年間を振り返ってもらいました。
“必要なこととそうでないこと。“引き算”を学んだのが私のアラサー世代”
20代の経験が、30代をより有意義にしてくれた
「コンサートはこれまでと変わらず、いつも通りに。地方には前日入りして本番に備えて。大きなツアーだったので体調を気遣ってくれる方もいらっしゃったのですが、コンサートとコンサートの間も空いていたし、体調を整える時間もたっぷりあったから大丈夫。ファンの皆さんの素敵な愛をめいっぱい感じながら、思いきり楽しんでできたと思います」
そう語りながら、穏やかな笑顔を浮かべる安室奈美恵さん。9月16日の引退へ向け、オフショットを集めた写真集『GIFT』を発売し、25年の音楽活動の軌跡をたどる体感型展覧会『namie amuro Final Space』を開催、ラストライブを収録したDVDが1カ月半で予約数90万枚を突破するなど話題には事欠かない。
「『GIFT』は昨年の『namie amuro LIVE STYLE 2016-2017』の合間に撮影したんです。このツアーは100本あったんですけど、こんなにたくさんの場所に行くのは最初で最後だし、思い出に残る一冊になったらいいな、と思って企画したものです。ガイドブック的な要素も盛り込まれているんですけど、実際にお店に行ってアイスを食べたりとか、今までなかなかできなかった散策もできて楽しかったです。京都の南禅寺では“サスペンスドラマによく出てくるスポット、ここだよね!”ってみんなで大興奮しました」
本誌がぜひ聞いてみたかったのは、『Baby Don't Cry』『60s 70s 80s』、アルバム『PLAY』などをリリースし、世間の注目を集めていた、安室さんのアラサー世代の記憶。
「リリースが続いていて、ものすごく激しく活動していました。とはいえ20代でが―っとお仕事をしてきて、ちょっと余裕が出てきた頃かな? 大事なポイント、たとえば、今自分に何が必要なのか、みたいなことをより早くつかめるようになって、できるだけ余計なことはせず、ピンポイントでちゃんとやっていく感じ。20代はそうできるようになるために経験値を上げる時期だったように思います。必要なものとそうでないものが分かるようになると、切り落とさなきゃいけない部分がどうしても出てきちゃう。それが心苦しいときもあるけど、ライブを作るにはそのほうがやりやすいんです。できるだけたくさん詰め込んで、通しでリハーサルをやってみて、どんどん削ってスマートにしていく。あとから足すと、やろうとしたことが会場の都合でできなかったり、ややこしいことを招いてしまいがちなので。30代もそうやって引き算をして、今必要なものとそうでないものを精査することができたから、仕事もプライベートも充実していたんだと思います。アラサーだった時期は特に、これまでの人生で一番楽しかった。今思えば20代は少し背伸びしてる感じで、ナチュラルじゃなかったかも……って思います」
“私は仕事、恋愛、友達どれも全力じゃ疲れちゃう。引きで見たときに全部あわせて100%がちょうどいい”
仕事をしつつ、楽しいことも同時に見つけるのが私のスタイル
アラサー世代には不安もつきもの。仕事は? 結婚は? これからの人生は? など、現実的な悩みもぐっと増えてくる。安室さんもそんな時期があったのだろうか?
「ありま……せんでした(笑)。目の前にあることを黙々をやってきたし、歌もダンスもどちらも大好きなことなので。といっても、悩んだり壁にぶつかることは多々ありました。それでも最終的には“自分が好きなことだから”っていう気持ちが原動力になって、ここまでやってこられたんだと思います。仕事のスタイルも年齢を重ねるごとに変わっていきました。10代の頃は気持ちが赴くままに突っ走っていたけど、20代後半からは仕事をきちんとしなきゃいけないっていう思いが生まれ、好きだけで突き進みたい気持ちと、仕事として成立させなきゃいけない気持ちを半分半分にすることができず、苦しいなと思うことが多かったです。30代になると、どちらの気持ちもうまくバランスをとりながら共存させることができるようになって。仕事をしつつ、自分のやりたいことも、楽しみ方も、両方見つけていく。やっぱり何をしていても、楽しいことを見つける努力は私にとって必要なこと。今もその気持ちは大切にしています。素敵な出会いをつかむ方法は……私も知りたい(笑)。本当は毎日ただただ楽しく生活していれば自然と出会うんだと思うんですけど、求めてしまうといろいろ考えすぎてしまってうまくいかないのかな?とか。だから何も考えないほうがいいのかも。世の中上手に生きていくのは難しいですよね(笑)」
“まわりと自分を比べないで。自分らしさや自分の時間を大切に。“あなたらしい”姿でいて欲しいな”
仕事も恋愛もどちらも波に乗せる方法も聞いてみた。
「私は仕事、恋愛、友達、それぞれ100%よりも、引きで見たときに全部あわせて100%のほうがいいなって思うんです。手抜きするっていう意味じゃなく、頑張りすぎると疲れちゃうし、二兎を追う者は一兎をも得ず、みたいなことになってしまうかもしれないから。あとは、“他の人がこうしてるから私も”みたいに、まわりと自分を比べちゃうのはよくないですよね。今はみんな自分自身へのハードルが高すぎるように思うけど、私から見ると、“そのままで十分”って思っちゃう。そういう部分を引き算していけばもっと楽になるし、もっと笑顔も増えると思うんです。今はSNSも生活の一部だからまわりの動きもすごく気になると思うけど、詰め込みすぎず、自分らしさやリラックスできる時間を大切に」
目標は緻密に5年単位で計画その全貌は“安室ノート”に!
安室さん流の人生の流儀は「目標を定めること」だという。
「もしも絶対的に辿り着きたい場所があるなら、そこに向かって突き進めばいいけど、私は手探りで見つけていったタイプ。20代はいろんなことをやって合うことと合わないことを知って、30代はそれをどう自分に取り入れるかを学びました。そうするうちに自然と定着してきたのが、先の目標をいつも考えること。今年のことは去年すでに考え終わっている、そんな感じです。コンサートも新しいツアーが始まったときには、次の年はどうしようかって考えていないと会場がおさえられない。15周年目では本当はドームツアーをやりたかったんですけど、前年に相談したらできないと言われ、“20周年ならできますか?”って聞いたらできると言われたんです。そこからは5年単位で物事を考えるようになりました。だからいつも何か思いついたら口に出して忘れないようにしたり、夜な夜な書き留めたり。10年くらい私の計画をメモしている“安室ノート”もありますよ(笑)。終わったらすぐに捨ててしまうけど、そこにはうまくいかなかったときはこういう風にフォローしようとか、細かく書いてあるんです。夢や目標は具体的に。でも、その過程はちゃんとその方向へ向かってさえいればいい。なんとなくでいいから掲げるものがあるのとないのとでは、人生が大きく違うと思うんです」
“夢や目標は具体的に。でもそこにたどり着く過程はゆっくり焦らず。自分のペースで進めばいい”
“ブレない精神”で、自分の定めた道を歩いてきた
安室さんといえば“ストイック”という言葉がしっくりくるけど、ご本人曰く、まったくピンとこない言葉なのだそう。
「ただ、デビューしてからこれまで“ブレない精神”だけは大事にしてきたつもりです。情報量の多い芸能界にいると、新しいこと、知らないことがどんどん入ってくるけれど、そこにパッと飛びついて本来やらなきゃいけないことを忘れてしまうと、方向性を見失ってしまうから。自分のまわりの情報が錯綜しているときは特により集中して、必要なものとそうでないものを見分けて。不思議なことに、気持ちがブレているときは脱線している自分に気づかないんですよ。はっと我に返ったときに自分らしくないと思ったら、すぐに軌道修正。脱線するのは早いし簡単なんです。でも、戻すのは私の場合、時間がかかるタイプなので、できるだけ自分の思う道から離れないようにしてきました。20代後半は人生も仕事も次に進まなきゃいけなかったのに、進み方がわからなくて苦しかったです。長かったですね。なんとなく進むべき道は浮かんでいるのに、先に進む勇気もなかったし、迷いもあったから。仕事を頑張らなきゃって思えば思うほど、間違った選択をしたくない、といったプレッシャーがあったんだと思います。30代になったら、間違えたら軌道修正すればいいって気楽に考えられるようになったけど、20代の頃はそれを自分で正せる自信もなかったから」
25年やってきて“今”がある。ありがとう。
最後に聞いたのはこんな質問。安室さんのようにまわりから必要とされる最愛の女性になるには?? 照れながらもこんな話をしてくれた。
「私、愛されていますかね?(笑) でも、我が道は突き進んできたのかなと思います。うれしいこと、楽しいこと、達成感と同時に、時には嫌われちゃうようなこともあったと思います。大変なこと、辛いこともありました。でもそのすべてが過程であって、最初から“今”というゴールがあったわけじゃないと思っています。最終的に皆さんからそう思って頂ける人生を歩めたらいいなと思ってやってきたし、25年かけて今、そうおっしゃって頂けるのなら、これ以上うれしいことはありません。14歳でデビューしたばかりの頃の自分には、今のような姿を想像することすらできなかったから。これまで温かい声援を送って頂いて本当にありがとうございました。幸せでした!」
安室さんと私たちの特別な夏が、もうすぐ終わろうとしている。
そして…やっぱり
ずっとずっと大好きです
以上、
『steady. 9月号』より抜粋をさせていただきました。
他の内容等気になった方は、ぜひお手に取ってその目で体感してくださいね。
それでは失礼致します|∀・))))