大好きな片岡鶴太郎さんの絵を見に行ってきました。



見所その①「富士山」

上のポスターのバックの絵は「鯉不二」というタイトルだそうです。

今回の展覧会では富士山をテーマにした絵がたくさん展示されていました。

その中でもおもしろかったのが、この絵を使ったプロジェクションマッピング。

「赤富士」をバックに、鶴太郎さんが描いた鯉が泳いでいる映像が流されていました。

うわー今時だなーって思いましたびっくり

話が飛びますが、お台場の「チームラボボーダレス」も楽しそうですね。

部屋がまるごとデジタルアートになってるみたいです。

話は戻って、もう一つ富士山の絵でおもしろかったのは「なりきりシリーズ」でした。

鶴太郎さんがいろんなアーティストになりきって描いた富士山が展示されていました。

「岡本太郎になりきって描いた富士山」「草間彌生になりきって描いた富士山」などなど。

それぞれの画家さんの特徴を生かしつつ鶴太郎さんらしさにあふれたおもしろい作品群でした。

見所その②「椿」

椿の作品を集めたコーナーがありました。
絵だけではなく椿が描かれた壺も。

鶴太郎さんが絵を描き始めようと思ったのは、家の近くに咲いていたきれいな椿を見たときに、「いつかこれを描いてみたい」と思ったのがきっかけだったそうです。

見所その③「モネ」

テレビ番組でモネの生地を訪れたそうです。

その時に描かれた睡蓮の絵などの絵が展示されていました。

こちらも、モネの構図を模しつつ、鶴太郎さんらしい作品で、とてもきれいでした。

見所その④「今回の展覧会だけのアート」

会場内は撮影禁止だったのですが、出口を出たところに、一箇所だけ撮影OKのマークが!


今回の展覧会の開会初日に、設営された壁に、鶴太郎さんが描いた絵だそうです。


源氏物語をモチーフにしたものかな。

柔らかい雰囲気がとても素敵です。


帰りに、今回の展覧会で見て気に入った絵が描かれた絵葉書を買って帰りました。

(左)「東京夜景」
(中央)「寝ずの番」→カエルが田んぼにやってくる害虫をやっつけようと寝ずの番をしているところだそうです。
(右)「桃に富士」

素敵な絵に囲まれた、贅沢な時間でしたキラキラ