相変わらずのユニクロ一人勝ちの日本のアパレル。

 

海外ではZARA一強という感じですね。

 

個人的にはユニクロ路線は無難なデザイン性で、安定しているので、ママさんやパパさんには使い勝手がいい。

 

若い方にはGUという若干低価格路線があるので、デザイン性も冒険チック。

 

ZARAは批判もありますが、ハイブランドのデザインをうまく噛み砕いてリアルクローズに反映させてる。

 

デザイン性と価格がダントツにいい。

 

それに比べてオンワードさんや三陽さん、ワールドさんあたりはかなりの苦戦ですね。

 

あくまでも個人的な見解ですが。

 

デザイン性に特化して見てみると・・・

 

オンワードさんは大人は無難なデザインで、子供はバランスよく上品なデザイン。

 

ただ、大人は無難過ぎた上に価格はお高め。

 

同じようなデザインをユニクロやGUで見付けられてしまいそうな。。。

 

三陽さんは独自路線を走ってますが、若干マニアックな印象。

 

ワールドさんはブランドごとのテイストが大きく違わないのに、価格に差があったり、万人受けを狙い過ぎたきらいが・・・

 

どの会社もデザイン性に多様性があまりない。。。

 

なぜならデザイン性を生み出すにはコストがかかるし、リスキーだから。

 

価格でも勝負できないし、デザイン性でも勝負できないという最悪なスパイラルに入ってしまってる。。。

 

デパートに勢いがない今、売り場を展開するアパレル会社は厳しいですよね。

 

顧客のニーズを吸うにも、ショッピングセンターじゃ常連さんを見付けるのは難しい。

 

広く浅くという経営はアパレル会社の首を絞めるだけ。

 

どこかで勝負しないとダメなんだろうなぁ。

 

アパレル会社が生き残るには、やっぱり高品質で少量ロット、デザイン性を重視するしかない気がします。

 

キモノのように。

 

ただここで問題になるのが価格。

 

消費に疲れた世代には、意外と高価格でも長く着られるなら、喜ばれるはず。

 

もしかしたら、昔の洋品店のように小さなお店でそのお店独自のデザイン性、美しさを表現した衣服が見直されるかも。

 

三陽さんのような独自路線ももっと極めた小さなお店こそ、商機があると思いますね。