レナウンさんとは関係ない写真です。
正直やっぱり来たかと思いました。
バブルの頃まではレナウンはおしゃれなCMを連発していて、男性のダーバンは特にかっこいいCMでした。
ただバブル後、路線がブレて。。。
若い人向けのブランドなのか、年齢層高めのブランドなのか分からないデザインが増えていたように思います。
たぶん無難な路線を目指してしまったことがファッションにとっては致命傷だったのかなと。
結局個性が無くなってしまうということですから。
元々それほど尖ったデザインじゃない会社でしたしね。
海外からブランドがどんどん進出して来たことにも対応が遅れたのかなぁ。
以前NHKの番組で、中国に進出する様子をドキュメンタリーしてましたが、相当な時代と社員さんの感覚のズレを感じたし、中国という国のマーケットについても深く考えているようには見えなかった。
これまでのレナウンがやってきたことをそのまま中国に持ち込もうという発想は、上から目線だなぁと。
時代は変わり、今や日本よりお金のある中国を相手にするのに、その姿勢では通用しないなと思ってました。
やがて中国企業の傘下になりましたが、それでも売上は上がらなかった模様ですね。
企業風土の問題かなとも思います。
昔のよかったときを思いながら仕事をしても、ファッションの場合は無駄だと感じます。
うちだって着物の仕立は昔は売上すごかったんですから
それが今じゃただの無駄な民族衣装だと思われてる
そこを変えようと動かないとファッションは革新の歴史ですから
レナウンさんが立ち直ってくれるといいなぁ。