https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/president/b_message31_03.html
東大の入学式で述べられた祝辞が賛否両論を呼んでいます。
個人的には発表された原稿を拝見しました。
なかなかよいポイントを指摘してらっしゃるし、さすがの一言。
最後の方に書かれている自分のがんばりを自分のためだけに使うな、恵まれない人に使えということと、強がらずに弱さを認めて、支え合って生きてほしいとも言われています。
私個人が非常に感銘を受けたのは、後半の強がらず支え合えというところ。
東大って国や企業などのリーダーを育てることを自負している大学。
まして弱さなどもっていないかのように振る舞うことを求められる卒業生たち。
そこに弱さをもって、人を支え、支えてもらえと言い切ったわけです。
誰かにあるいは何かに頼ることを恥ずかしいとか情けないとか言う時代が日本は長く続いてきました。
自己責任であると。
でも経済状況、政治状況などによってどうすることもできないジレンマに陥ることがある。
そのとき素直に助けてほしいと言える世の中が普通なんじゃないかと。
安倍さんになってから自己責任的な考え方って余計に増長しているように思えてしまうんですよねぇ。
東大出て失敗が許されないっていうのもおかしな話。
そういう無駄なプレッシャーに押しつぶされることなく、失敗を恐れず次に進め
日本って再挑戦って、あまりさせてもらえない社会ですが。。。
これも修正しないと、国に未来が無くなるだけですね。
昔の日本ってこんなに窮屈な社会だったんだろうか。。。
最近そんなことを考えます。