20日付けの朝日新聞にこんな記事が・・・
http://www.asahi.com/fashion/beauty/TKY200804110211.html
業界ではかなり有名な問屋さんの挑戦。
ユナイテッドアローとのコラボレーションによる着物ブームよもう一度キャンペーンのようです。
しかし・・・
若い方たちをターゲットにするのならもっと根本的なことを解決する方が早いのではと思ったりもします。。。
自分で簡単に着られないファッションに何十万もあるいは何万円もつぎ込むのでしょうかねぇ。
ランニングコストを考えると非常に経済的ではない代物となっている着物。
欧米ブランドと最大の相違点とは・・・
ファッション性やデザイン性の問題ではなくて合理的ではないこと。
つまり買った当日から使えない着られないという大きなハンデがあるということですね。
シャネルのスーツをお買いになればそのまま持って帰って自分が着たいときにすぐ着られるから買うんですよね、きっと。
誰かの助けが必要だったり窮屈だったりすることが分かっているのに気軽に買うお客様がいらっしゃるとは思えないふきふき A ^^;
着物はタペストリーでも無ければオブジェでもありません。
着てこそその美しさが初めて分かるものです。
そこをなんとか解決する方法にあくなき挑戦をすべきなのではないでしょうか。
売ることも大事ですが着る方を増やす努力をするべきだと思いますが。。。
物珍しいあるいは目新しいものとして捉えることも大切だとは思いますがその先に持続させていく努力を業界が一つになって取り組むときが来てるのだと感じるのです。
なかなかそんなお仲間に出会えないのが悲しいなぁ・・・(T_T) ウルウル