初めて買った外国のレコードは
EaglesのHotel California。
良い子は見てはいけない大人の番組11PMを
TVに布団を被せてネエちゃんの裸を見てたら
ファンキーなロックが大音量で…汗💦かかり…
画面の下にイーグルスとだけ文字が出て…
それが初めて好きになった外国のロック。
中2の夏。
洋楽は全く聞かなかったがイーグルスと言えば
ホテルカリフォルニアくらいは流石に知ってた。
何とかしてイーグルスのホテルカリフォルニアのLPレコードを手に入れ,家のレコードプレイヤーで針を落とすと全然違う曲がかかって
ビックリした。
これがホテルカリフォルニアです…
ガッカリした…
あの時聞いた曲と全然違う曲じゃないか…
あの時聞いた曲は
イーグルスの実質最期の作品になる
The long runに入っている
Heartache Tonight で
自分にとってイーグルスのホテルカリフォルニアは
Heartache Tonight なんだ…(よくわかんねぇぞ!)
しかし肝心のHeartache Tonight はどんな事を歌っているのか未だ知らないが
Hotel California の歌詞は何となく分かる。
この歌はイーグルスのノスタルジーだ。
自身のバンドをBigにのし上げる為,時代に融合させ,冷酷にメンバーチェンジを繰り返し
(魅力でも有ったカントリーのテイストは消え)
確かにこのホテルカリフォルニアで実質的No1 のバンドになったが
メンバーが求めていた物は何処にも無く
メンバーはドラッグに溺れ
実体験した事もないベトナム戦争の頃の
ヒッピーの
Love&Peace に想いを馳せ
あの頃は良かった…
そんな歌。
それはイーグルスが
俺なんかが想像も出来ない地獄を見て出した答えだから
一つの正解なんだろう。
歌にはメルセデスベンツを持ったジャニスジョップリンまで登場し
貴方の音楽は我々が作った物のコピーにすぎない。
69年迄のロックを超える事は出来ない。
そんな歌詞まで出て来る。
確かに間違ってないんだが
俺は絶対にホテルカリフォルニアを好きにならない。
楽器近辺のコンテンツ,レコーディングが発展途上だった60年代は表現が無限に有り,誰も知らなかった表現方法でロックした音源は今聴いても魅力満点だ。
でも
頭のデカい
屁理屈が得意な評論家に
散々言われたんだ!ヘビーメタルは!
お前のやった事は20年前のベックとクラプトンのパクりだ。
お前はもう古いんだと。
散々言われたんだ!
それでも辞めずにロックし続けたメタルの方が凄いんじゃないかとマジに思う。
しかも楽しんで。
続けるにはそれしかなかったんだからね。
続けないと終わってたんだから。
大好きなランディローズが飛行機事故で死んでしまい
代わりにギターを弾いたJake E Leeの
メタルギターMr. Crowleyを聴くと今でも胸が熱くなる。
そしてメタルじゃないが
Stevie Ray Vaughanがブルースのギターヒーローになって2ndを出した時,Voodoo Childをソックリにやっていて
あっ
人の曲やって良いんだ…
本当,勇気を貰った。
(これがなかったら今,YouTube で他人のカバーは流行らなかったんじゃないかと思う)
巨大な爆発が60年代だとすると,それ以降は
収束した物をどれだけ整理出来るかの作業だったのかも知れない。
諦めてしまったホテルカリフォルニアより
(この曲は永遠に残るんだろうけど)
無名のヘビーメタル戦士の炎の様なギターソロを応援したい。